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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す! 第148回

月額490円から! 春なので子供に与えるケータイの支払いを安くする方法を考えた

2020年03月21日 12時00分更新

文● 正田拓也 編集● ASCII

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自宅でのスマートフォンのアクセス制限が強力なのが
「Google Nest Wifi」

 アプリ制限や利用時間制限はAndroidならGoogleファミリー リンク、iPhoneなら「スクリーンタイム」を使う方法があるが、臨時休校の今など家にいる時間が長いならば家のネットワークでも細かく制限しておく必要があるかもしれない。

 細かく子供用スマートフォンのアクセス制限をしたいのならば「Google Nest Wifi」がおすすめ。比較的高価な自宅用Wi-Fiルータだが、保護者が外出中でも保護者のスマートフォンから機器ごとのリアルタイムなデータ通信状況が確認でき、必要に応じて外部からもインターネット接続を遮断することができる。特に現在のように子供だけで家にいることが多い状況からすれば、リモートで操作できることは重要だ。

「Google Nest Wifi」はWi-Fiルーターとしては、かなり高価な部類に位置するが、子供のスマホからのアクセスを制御するという部分ではかなり強力だ

 このほかにもアクセス制限ができるルーターは多数あるが、事前の時間帯設定だけでなく外部から細かくネットワーク接続のオンオフができるものは少ない。子供用スマートフォンだけでなく、共用PC、共用タブレット、Amazon Fire TV Stickを接続したテレビ、動画再生のできる画面付きスマートスピーカーまで、子供たちの学習を妨げかねない機器は家にたくさんあるが、これらも外出先から機器ごとにデータ量を確認でき、インターネット接続を遮断することできるのも「Google Nest Wifi」の特徴だ。

 ちなみに「Google Nest Wifi」だけでなく従来製品の「Google Wifi」も同様の機能があるので、旧型で特価になっていればこちらを導入するのも悪くない。

 そして、家のネットワークのオン/オフをしたとしても、スマートフォンがモバイルネットワークに接続してしまったら意味がない。MVNOの格安SIMのアプリで速度制限ができればいいが、そうでない回線の場合はどうするか。

 機種固有の機能になるが、Wi-Fiが低速のときにモバイルデータに自動切り替えできる機種があり、現在格安で入手できるGalaxy A20はその機能をオン・オフできる。Google Nest Wifiで制限をかけたとしてもモバイルネットワークに自動的につながってしまうことをブロックでき、家のWi-Fiの電波を掴んでいる限り、通信制限をしっかりかけられる。Wi-Fiを手動でオフにされてしまう場合は対処できないが、そこまで知識がなければ有効だ。

Galaxy A20 SC-02MのWi-Fi設定画面、深い層にある設定なので気づきにくい

利用する子供に合わせて最適な回線を

 子供用ケータイは、3大キャリアの格安なサービスを使うことが有利なほか、スマートフォンなら速度切り替えのできるMVNOの格安SIMが便利だろう。

 特にスマートフォンの場合、使いすぎの防止など、保護者の管理を強めたい場合は、提供機能をよく確認して通信事業者を選ぶと便利になる。うまく活用してほしい。

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