写真で見るドコモ5Gモデル
富士通久々のハイエンドはミリ波対応の機能マシマシ「arrows 5G」
2020年03月18日 17時45分更新
こんなに薄くて5Gのミリ波にも対応!
「arrows 5G F-51A」
ここ数年、ミドルレンジモデルがメインになっていた富士通コネクテッドテクノロジーズの「arrows」シリーズだが、ドコモ5Gのスタートに合わせ、5年ぶりに満を持してハイエンドモデル「arrows 5G F-51A」が登場する。発売は6月下旬以降を予定。さっそく詳細部分を写真で紹介しよう。
特筆すべきは日本メーカーモデルとして、唯一ミリ波に対応すること。ソニーモバイルの「Xperia PRO」は発売が未定なので、現状日本のメーカーからリリースされるモデルの中で下り最大4.1Gbps、上り最大480Mbpsの28GHz帯に対応するのはarrows 5Gだけとなる。
ディスプレーは6.7型(1440×3120ドット)の有機ELで、SoCはSnapdragon 865、メモリー8GB、内蔵ストレージ128GB、外部ストレージは1TBまでのmicroSDXCカードに対応する。バッテリー容量は4070mAh。本体サイズと重量は未定だが、薄さは7.8mmと5G端末としては異例のサイズになりそうだ。
カメラは3眼でそれぞれ、4800万画素の広角、1630万画素の超広角、800万画素の望遠レンズという構成。インカメラは3200万画素と、セルフィー需要にも応えている。
写真ごとに明るさや自然な彩度を最適化するAdobeの技術「Adobe Auto tone」を採用し、夜景などの撮影が難しいシーンでも簡単に明るくしてくれるので、手軽に美しい写真を撮ることができるようになった。また、「Photoshop Expressモード」ではシャッターを切るだけで、撮影と同時に編集までしてくれる。
カラバリはネイビーブラックとチタニウムシルバーの2色。ワンセグ・フルセグとQiには対応しないが、防水・防塵、おサイフケータイ、指紋認証に対応する。
ドコモ「arrows 5G F-51A」の主なスペック | |
---|---|
メーカー | 富士通コネクテッドテクノロジーズ |
ディスプレー | 6.7型有機EL |
画面解像度 | 1440×3120ドット |
サイズ | 未定 |
重量 | 未定 |
CPU | Snapdragon 865 |
内蔵メモリー | 8GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大1TB) |
OS | Android 10 |
5G最大通信速度(下り/上り) | 4.1Gbps/480Mbps |
5G対応周波数 | 3.7GHz帯/4.5GHz帯/28GHz帯(ミリ波) |
無線LAN | IEEE802.11ax(2.4/5GHz対応) |
カメラ | アウト:約4800万画素 +約1630万画素 +約800万画素 /イン:約3200万画素 |
バッテリー容量 | 4070mAh |
FeliCa/NFC | ○/○ |
ワンセグ/フルセグ | ×/× |
防水/防塵 | ○/○(IPX8/IP6X) |
生体認証 | ○(指紋) |
USB端子 | Type-C |
Qi | × |
カラバリ | ネイビーブラック、チタニウムシルバー |
発売時期 | 6月下旬以降 |
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