このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

業界人の《ことば》から 第382回

マイクロソフトが、会見や講演で絶対に掲げるある言葉

2020年03月05日 09時00分更新

文● 大河原克行 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

今回のことば

「私たちが目指すのは、『お客様に寄り添うマイクロソフト』。そして、『デジタルトランスフォーメーションといえば、マイクロソフト』と認識されるようになること」

(日本マイクロソフトの吉田仁志社長)

地球上のすべての人がより多くのことを達成する

 日本マイクロソフトによる講演や会見の冒頭には、必ず1枚のスライドが使われている。「Microsoft Mission」と書かれたスライドである。

 実はこれ、日本マイクロソフトだけの話ではなく、米マイクロソフトのサティア・ナデラCEOによる講演をはじめ、全世界のマイクロソフト社員全員が、対外的に話をする際に用いられているスライドだ。

「Microsoft Mission」は米マイクロソフトのサティア・ナデラCEOも必ず掲げる

 ここには、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」と書かれている。そして、日本では、「日本マイクロソフトの目指す新たな企業像」をこのスライドのなかに追加。「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」という言葉も盛り込んでいる。

 すべての講演や会見は、このミッションの説明に続いてスタートするのだが、昨年後半以降、日本マイクロソフトの幹部や社員による講演では、「お客様に寄り添うマイクロソフト」という言葉が入ったスライドが使われるようになった。

日本マイクロソフトが打ち出した「お客様に寄り添うマイクロソフト」

 それは記者会見でも同様である。「Microsoft Mission」が最初に掲示され、「お客様に寄り添うマイクロソフト」のスライドを最後に映して終了するということが増えている。

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ