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魅惑の軽スポーツ「ホンダ・S660」で遊ぼう 第7回

ホンダ・S660に乗って3年半で5万キロ達成したが不具合ナシ

2020年02月01日 15時00分更新

文● 栗原祥光 撮影●栗原祥光

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 今年で誕生5年目を迎えるホンダの軽スポーツカー「S660」。私も1回目の車検が無事終わり、走行距離も5万kmを突破。そろそろ何かトラブルが起きても不思議ではありません。ということで、包み隠さずご報告しましょう。

筆者のS660。ホイール、マフラーが変わっていたり、GTウイングが追加されています

ごめんなさい。ノートラブルです……

 3年半5万kmを走行したS660のエンジンや足回りも絶好調。毎日一般道を小気味よく走っています。ここまでノートラブルとは思わず、正直拍子抜けするほど。幌から時々「ミシミシッ」というビビり音がしますが、オープンで走れば問題ナシ。定期的に油脂類を交換し、興味本位でブレーキパッドを、そしてすり減ったのでワイパーゴムとタイヤを交換した程度です。燃費の良さ、自動車専用道路の通行料金の安さも手伝って、維持費は普通自動車よりもはるかに安いのです。

 さて、タイヤを交換について。S660は標準で横浜ゴムの「ADVAN NEOVA AD08R」というハイグリップのスポーツラジアルを履いています。ハイグリップタイヤというと、すぐにすり減るという印象だったのですが、車体が軽いということもあってか、なかなか減らず。そんなある日、釘を踏んでしまいタイヤがパンク。ガソリンスタンドで応急処置(3000円)をすることでいったん事なきを得たのですが、これは何かの天啓ということで、交換することに。

タイヤがペッタンコになった筆者のS660

タイヤに謎の金属片が!

ガソリンスタンドで深夜のリフトアップ

タイヤに刺さっていたのはタッピングビス。まったくもって迷惑な話です!

ガソリンスタンドでビスを抜いた穴に補修材を埋め込み作業終了

タイヤ裏側から見た補修材の様子

5万キロ走行したNEOVAのリアタイヤ。内側の溝が無くなっていました……

FLEVAにチェンジ!

新しいタイヤでS660生活を再開!

 S660と同サイズのNEOVAを4本揃えると、10万円を軽く超えるとのこと。そこで一つグレードを落とした「ADVAN FLEVA V701」を試してみることにしました。こちらは4本で8万円で、雨の日のグリップが向上するほか、燃費がよくなり走行音が静かになるとのこと。

 さて、実際に取り付けて走ったところ、走行音は静かになるものの燃費はあまり変わらず。それ以上に体感するのは、グリップ力の低下で、ラフにアクセルを踏むと、横滑り防止機能が働きます。逆に言えば、今までタイヤの恩恵を受けて走っていたということでしょう。雨天は逆にグリップ力が上がったような印象を受けました。

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