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脱Excel/Accessから、活Excel/Accesssへ、dbSheetClient 2020をニューコムが発表

2019年12月23日 06時00分更新

文● ASCII

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 ニューコムは、12月16日、dbSheetClientの最新版「dbSheetClient 2020」を発表した。

 ExcelやAccessと連携して、業務システムを構築できる。dbSheetClientは、開発版、実行版、サーバー版の3種類で構成。利用にはExcelやAccessが別途必要。

dbSheetClientの動作イメージ

 実行版をインストールしたパソコンからは、Excel版では、シートに記載された内容から必要な部分を取り出し、データベースに保存できる。このデータベースから内容を取り出し、Excelシートに反映したり、Excelシートの編集結果をデーターベースに送って更新できる。

 開発版では、Excelシートに数値などの情報を入力しやすくするためのインターフェースを追加したり、業務フローに合わせた入力手順などを設定することが可能だ。定義編集、SQL編集、Excel編集、Access編集などを実施し、デバッグを実行、その結果を「サーバー版」にアップロードして運用する。実行版で、Excelシートを利用する際には、開発版で作成した、プログラム情報であるロジック定義ファイル、Excelブック、Accessファイルは実行時にサーバーから自動ダウンロードされる。

 サーバー版はDBアクセス制御、認証システム、権限管理、ログ管理、セッション管理などを実行するもので、インストール先は自社サーバーでもクラウドサーバーの両方に対応する。

ExcelやAccessの使い勝手を維持した業務システムを

 ExcelやAccessは多くの事務処理で普及している。しかし、基本的に個人が使うもののため、記載されたデータを全社システムで使う場合には問題が生じる。そのため、脱Excel/Accessを標榜し、ERPシステムを核に、周辺事務処理まで一貫したシステムとして構築する企業が増えている。

 しかし、ニューコムは、「脱Excel/Access」を実現した企業の多くが、「システム費用の増大」や、「環境変化への素早い対応の困難性」に悩んでいるのが実情であると指摘。現場の要求に柔軟に応えるためには、既存のExcelの資産を活用しつつ、これまで現場で、マクロやSQLを活用しながら続けてきた複雑な業務スタイルも取り込む形で、全社DBとの連携を図っていくのが有効であるとする。

 ExcelやAccessそのものを活用するので、使い慣れたExcelやAccessの操作方法を変えず、機能がそのまま使えることはもちろん、データはSQLやOracleなどDBで一元管理することにし、複数ユーザーや複数拠点間での情報共有もできるようにする。トランザクション処理や排他制御など本格的なシステム処理も可能で、IDやパスワードによる権限管理やログ管理などセキュリティ機能も持つ。

 最新版のdbSheetClient 2020では「開発生産性の向上、レスポンスの向上、他システムとのシームレスな連携」を基軸に大幅な改良を加えており、開発生産性の向上として、配列変数や関数に対応、DB・プログラムを自動作成できるIOTG Plus、ウィザード形式でグループ集計、クロス集計できる機能を加えた。また、ボタン背景色やアイコン追加、開発版フォントサイズ拡大その他、操作環境の向上に向けた細かい配慮もしたという。

 価格は、利用形態によって異なるが、サーバー版[SS]が80万円(税抜)、サーバー版[ES]が140万円(税抜)、実行版[ULJ](日本語版)が10CALあたり10万円(税抜)、実行版[FLJ](日本語版)が50CALあたり150万円(税抜)。開発版が20万円(税抜、別途テクニカルサポート契約が必要)。

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