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掃除の時間がほぼゼロに:

ルンバi7+が子育ての神だった

2019年12月06日 09時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

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●クリーンベースでルンバは完成形に

 ルンバi7+もうひとつの特徴は「クリーンベース」(自動ゴミ収集機)です。

充電開始と同時にゴミを収集

 掃除が完了すると、ルンバ本体のダスト容器のゴミをクリーンベース内の密封型紙パックに自動で排出。ダスト容器30杯ぶん(およそ半年ぶん)のゴミを収納できるので、ゴミ捨ての手間が省けます。また集めたゴミはそのまま捨てられるので、ゴミ捨てでホコリが舞うことがありません。

ゴミは紙パックにためていく

約半年間はゴミ捨ていらずだ

 当初「なくてもよくない?(これがなきゃ3万円安いし)」などと思っていたのですが、使うとすさまじく便利な機能です。ルンバ唯一の手間だったゴミ捨ての手間がなくなったことで本当に何もしなくてよくなりました。クリーンベースをもってルンバが完成形になったとさえ感じます。

 難点はクリーンベース自体がデカくて存在感があること、ゴミを吸いあげるとき「ブイーン!」とデカい音がしてびびることくらいです。昔の掃除機を全力で回したときみたいな。ちなみにダスト容器は水洗い可能です。といってもゴミ捨てがないのでまだ洗ったことがないのですが……。

水洗いできるダスト容器

●普段の汚れは問題なくきれいに

 清掃技術は、回転する脚のようなエッジクリーニングブラシでゴミをかきだし、2本のゴム製デュアルアクションブラシで浮き上がらせて吸引する仕組みの「AeroForce3段階クリーニングシステム」。モーターは最上位版のハイパワーモーターユニットG3を積み、カーペット上での吸引力は下位機種ルンバ600シリーズに比べると10倍以上だそうです。

サイバーな緑色の背面

ゴミをかきだすエッジクリーニングブラシ

ゴミを集めるデュアルアクションブラシ

 実際、ホコリや髪の毛や糸くずのような普段の汚れは文句なく取ってくれました。くしゃくしゃになった紙くずのような大きなゴミも吸います。面倒でサボりがちなソファの下にも潜り込んで脚まわりまでしっかり掃除してくれるので、明らかに自分で掃除するよりキレイになってます。

ホコリがたまりやすい脚周りもきれいに

 一方フローリングの溝に入り込んだゴミは取れません。ブラシの特性上ほうきみたいに溝のゴミを掃き出せないからですかね。また壁際のゴミは取るんですが吸い残しがありました。ダートディテクトモードでセンサーがゴミの量を感知できないときがあるということなんでしょうか。

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