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バトン&NSX-GTのラストランで湧いた「Honda Racing THANKS DAY 2019」

2019年11月23日 15時00分更新

文● 栗原祥光 撮影●栗原祥光

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気軽に選手に会える!
マシンが見られるホンダならではのファン感謝祭

 オープニングセレモニーでは、選手一人ひとりが名前を呼ばれて登場すると、集まったファンからは大歓声が。ホンダの八郷社長は参加選手と握手を交わすとともに、来場したファンの方々へ感謝の気持ちを述べた後「ホンダがマン島に挑戦し、頂点を目指さなければなりません」来シーズンへの決意を語りました。

 イベントでは、ドライバーや監督によるトークショーが行なわれたほか、会場のあちこちで選手がファンからのサインに気軽に応じるなど、アットホームなムード。

 メインスタンド裏には、出展企業によるブースが並び、ディスカウントセールも開催。チームグッズのみならず、自動車パーツもイベント特価で販売されていました。パドックではSUPER GT車両を用いたタイヤ交換体験などは盛況。ピットからエンジン音が響けばあっという間に人だかりができるような状況で、どこもかしこも満員御礼といった様子です。

 もちろん選手たちによるデモ走行も注目のコンテンツ。午前中には二輪・四輪の選手合同によるカートレースが行なわれ大盛況でした。午後にはSUPER GT車両をはじめとする今年活躍したマシンたちによる模擬レースも開催。サーキットには快音が響きました。

 その中でNSX-GTは来年からFR化することもあり、ミッドシップタイプは今回がラストラン。さらに元F1チャンピオンであるジェンソン・バトン選手もこのイベントでNSX-GTから降りるということもあり、ファンから暖かい声援が贈られていました。

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