トリプルカメラでプロ並みの撮影も可能
カメラは本体背面がトリプルレンズ仕様で、組み合わせは下記。
- 標準:約1220万画素/26mm/F1.6
- 超広角:約1220万画素/16mm/F2.4
- 望遠:約1220万画素/52mm/F2.4
いずれのカメラも画素数が約1220万画素と高いのがポイント。一般的に複眼カメラ仕様のスマートフォンは、標準は高画素数だが超広角や望遠はそれに劣る場合が多いので、Xperia 5の大きなアドバンテージといえる。
このカメラの仕様はXperia 1とほぼ同じ。ただし960fpsでのスーパースローモーションの動画撮影に非対応となっている(120fpsは可能)。一方で、Xperia 1から改良されているポイントもあり、そのひとつが「撮影アドバイス機能」。たとえば撮影時に指が映り込んでしまっている場合にはポップアップで通知してくれるため、ミスショットを防げるようになっている。
そのほか映画のようなプロ向けの撮影が可能な「Cinema Pro」もアップデートが施されており、プロジェクト名に任意の名前がつけられるほか、音声の入力レベルも調整できるようになり、より環境に合わせた撮影が可能になった。
以下はXperia 5で撮影した作例。基本的にはオートかつ手持ちで撮影している。Xperia 5は設計思想として「レンズ交換式カメラ」をモチーフとしており、ほかの複眼スマートフォンのように、全部のカメラを合成して1枚の写真として書き出すという感じは弱い。それでも実際に見たままの自然な発色には好感が持てる。

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