16リットル版ホットクック最強説
そこで試してみたのが“蒸す”。飽和水蒸気で加熱するので、果汁に含まれる旨みが逃げにくい。真空パック用のポリ袋もいらないし、鍋に充満した蒸気で熱するから、電子レンジのような加熱ムラもない。もちろん糖度のロスもないと、いいところばかりだ、
昔ながらの蒸し器を使ってもいいはずだが、いまならホットクックで簡単に済ませられる。蒸し水を入れ、調理時間を設定し、ボタンを押すだけ。さらに、うちのやや古い小型廉価版のホットクック「KN-HW16D」は、蒸し板すらいらなかった。
内なべの内径が18cmほどしかないので、軸のしっぽと頭を切ってトウモロコシの長さを調整すれば、鍋の途中につっかえ、実が蒸し水に浸ることもない。もちろん24リットル版でも蒸し板を使えばいいだけだが、これが手軽さを感じた理由だったかも。