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ジサトラがムチャなお願いをパソコンショップSEVENにしてみたよ!

Qi充電対応超小型InWin A1 PLUS採用のジサトラコラボPCが爆誕!

2019年10月26日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集● ジサトラカクッチ

提供: セブンアール

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西川氏にPCの説明を受けるカクッチ。自分の案が選ばれたからか、説明中、ずっとカクッチのニヤニヤが止まらない

あたかも自分のPCのように、サイドパネルを外して内部の構成を確認をしだすカクッチ

――もしかすると、CPUは「Ryzen 7 3700X」にランクアップしても冷却面は大丈夫だったでしょうか。

西川氏:そうですね。ML120L RGBの冷却性能的には心配ないはずです。ですが、ゲーム用途を考慮し、長時間負荷が掛かり続ける状況を想定しますと、やはりRyzen 5 3600のほうがベストな選択肢だったのではないかと思います。

――GPUは「GeForce RTX 2060 SUPER」(以下、RTX 2060 SUPER)なのですね。たとえば、GPUを「GeForce RTX 2080 Ti」(以下、RTX 2080 Ti)に変更するといったこともできるでしょうか?

西川氏:RTX 2070が生産終了になっていますので、その代わりにRTX 2060 SUPERを選択しています。RTX 2080 Tiの推奨システム電力は650Wですので、その点ではA1 PLUSが搭載する電源ユニットでも問題はありません。しかし、サイズや冷却面でRTX 2080 Tiは少し無理があるように思えます。
 あとGPUではないですが、マザーボードはご提案いただいたものでは非常に高スペックで、価格的にも性能的にもCPUのRyzen 5 3600とは不釣り合いになってしまいます。そこで、今回、マザーボードはAMD B450搭載モデルに変更しています。価格も抑えられますしね。

――発売する場合、価格はどの程度になりますか?

西川氏:まだ詳細な計算はしていないのですが、定価22万円ぐらいでしょうか。

カクッチ:そこは19万9800円のように20万切るのは難しいですか?

西川氏:価格計算がまだアバウトなのでなんとも言えませんが、抑えられる点は抑えて、なんとかご希望に沿う形にがんばりたいとは思います。

――今回、CPUにAMDのRyzenをチョイスしましたが、このPCのIntel CPUバージョンはできないですか?

西川氏:可能です。A1 PLUSを用いたバリエーションを増やしていくのもおもしろいかもしれないですね。

――今回のコラボPCも従来製品と同様にBTOは用意されるんですよね?

中嶋氏:はい。ただ、今回のコラボPCはMini ITXという都合上、マザーボードの選択肢の幅はさほどないと思ってください。ですが、その一方で、CPUやGPU、それにストレージなどは従来どおりBTOでいろいろ選べるようにする予定です。
 特に、このA1 PLUSでは、マザーボードベースの裏面に2.5インチのスロットが2基あります。そこへのアクセス自体は、右側のサイドパネルを外すだけと容易なのですが、SSDやHDDを後から搭載する場合、A1 PLUSのコンパクトさゆえにケーブルの引き回しがかなり大変になってしまいます。ですので、ストレージの容量を必要とするユーザーさんは、BTOであらかじめSSDやHDDの増設を選択していただければと思います。

カクッチ:オーダーどおりの理想のままのPCに仕上がっていて感無量です。

西川氏:そういっていただきありがとうございます。

カクッチ:では、このPCを早速テイクアウトで……。

西川氏、中島氏:このPCをコラボモデルとして販売いたしますので、ぜひご購入をお願いします。

左側面を開けた様子。簡易水冷ユニットや電源ユニット、それにグラフィックスカードなどが小さいスペースにうまく収まっている

右側のサイドパネルを開けたところ。2.5インチスロットや吸気用のファンも確認できる

天板にはQi充電機能のほか、USB 3.0端子やヘッドフォン出力端子およびマイク入力端子も2基用意されている

A1 PLUSの魅力はやっぱりコレでしょと言って、iPhone XSを実際にPCの上に置いてみると、Qiにより充電ができてはしゃぐ大の大人たち

 筆者は10万円程度に収めてほしいと提案をし、カクッチも実物を前に20万円を切ってほしいなど、価格に関してはパソコンショップSEVENにかなり無理難題を投げかけた今回のコラボPC。そういった紆余曲折の末、パソコンショップSEVENとジサトラとのコラボモデルとして、このA1 PLUSを用いたQi充電対応PCの限定販売が決定した。

 取材中、カクッチは耳につくほど、ずっと「いいなぁ。欲しいなぁ。」とつぶやき続けるほどの出来に仕上がっていた今回のコラボモデル。そのサイズは、224×357×273(W×D×H)mmと非常にコンパクトで、白一色の外観もリビングに置いてもまったく違和感はない。

コラボモデルとなったA1 PLUSを採用したPC。その外観はまさに白一色だ

ZEFT CubeR1 ジサトラコラボモデル
https://pc-seven.co.jp/spc/10434.html
直販価格 15万9800円(税別)

スペック
CPU AMD Ryzen 5 3600
GPU GeForce RTX 2060 SUPER
メモリー 16GB DDR4-2666 SDRAM
ストレージ 500GB Crucial製M.2 NVMe SSD
CPUクーラー CoolerMaster MasterLiquid ML120L RGB
マザーボード AMD B450チップセット
PCケース INWIN A1 PLUS WHITE
電源 80PLUS GOLD認証650W
OS Windows 10 Home(プリインストール)

 Qi充電に魅力を感じるユーザーや、ゲームがプレイできる小さなPCを探しているユーザーにとって、今回のコラボPCは食指が動く1台になるのではないだろうか。

(提供:セブンアール)

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