アドビ システムズは10月3日から4日にかけて開催された「BoxWorks」において、Boxと統合する「Adobe Acrobat」ウェブ版のプレビューを紹介した。公式ブログで明らかにしている。
現時点でも、アドビ システムズとBoxのユーザーは「Adobe Acrobat DC」や、無料の「Adobe Acrobat Reader」が使え、たとえばBox内のPDFを開いて作業できる。「Adobe Sign」を使って、Boxから直接署名済みの文書を迅速かつ簡単に送信することも可能。
今後は、Adobe Acrobatが提供するすべてのコラボレーション機能や編集機能にシームレスにアクセス可能。スマホやデスクトップPCを問わず、ウェブ上で高い生産性を維持できるという。デスクトップにファイルをダウンロードしたり、バージョン管理をしたり、コンテンツのセキュリティーを確保したりといった、手間のかかる作業も不要とのこと。
そのほか、高度検索機能、注釈機能、フォーム機能を備えた「Adobe Acrobat」ウェブ版のビュワーによるPDFの閲覧や、フォント、フォーマット、レイアウトを維持する高品質なPDFの作成などが可能になる。