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ポルシェ、BMW、Miniまで! EV祭りとなったフランクフルトモーターショー

2019年09月18日 12時00分更新

文● 鈴木ケンイチ 編集●ASCII編集部

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限りなく実車に近いコンセプト
メルセデス・ベンツ「VISION EQS/EQV」

 メルセデス・ベンツが発表したEVは2つ。ひとつがSクラス相当のコンセプトカーである「VISION EQS」、そしてもうひとつが量産型ミニバンの「EQV」だ。VISION EQSは、EV専用のスケーラブル・プラットフォームを採用しており、幅広いモデルに使用が可能だという。

 VISION EQSは最高出力が350kWあり、航続距離は700kmを超えるという。クルマとしては、あくまでもコンセプトではあるが、メルセデスベンツでもEV専用プラットフォームを用意しているというところに注目したい。

既発のもののブラッシュアップ版
スマート「EQ fortwo/EQ forfour」

 すでに発売されているEVスマートの2モデルに、改良版が登場した。4座のforfourのフロントのデザインがfortwoとは別になった。会場では、他にもブラバス仕様のカブリオレも展示されていた。

あのポルシェがEVを!
ポルシェ「タイカン」

 ポルシェのブースは広い1階と小さな2階ブースという構成。その広い1階にあるのは、すべて発表されたばかりのEVである「タイカン」が並ぶ。市販モデルは2階スペースに押し込められていた。いかにタイカンをアピールしたいのかが、痛いほどわかる展示であった。

EVオフロードカー
アウディ「AI:TRAIL」

 アウディが発表したEVは、オフロードカーの「AI:TRAIL」。2017年のAudi Aiconから続くEVコンセプトの第4弾となる。もちろん4輪駆動のクワトロで、次世代にふさわしい強力なコネクテッド機能が備わる。また、会場では市販されたばかりのEVであるe-tronがメディア向けシャトルバスとして活躍していた。

4シリーズのコンセプトモデル
BMW「コンセプト4」

 BMWの目玉は、4シリーズの次世代モデルとなる「コンセプト4」だ。4シリーズはEVではないけれど、コンセプト4は、2021年に生産開始予定の電動化モデル「i4」のベースになるという。流麗なクーペのEV版が待ち遠しいもの。また、ショーでコンセプト4では、i-NEXTとM-NEXTの2台のコンセプトカーと共に紹介された。

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