スピーカー搭載で、Googleアシスタントとアラームが使いやすい
個人的にうれしいのは、スピーカーが搭載されたこと。これまでの第4世代やFOSSIL Sport Smartwatchでは、マイクからGoogleアシスタントに話しかけることはできても、声で反応が返ってこないため、ちょっぴりもの足りなかったのだ。
また、アラームやタイマーも振動だけなので、新着のメッセージやニュースの通知との区別がつかず、わかりづらかったのだ。タイマーとアラームは、仕事や調理中に非常によく使うので、音と振動で知らせてくれて、手元ですぐに解除できるのは非常に助かる。また、Androidスマホの通話にも対応し、スマートウォッチ側で電話の着信と応答ができるようになっている。
ビジネスシーンでフルに使える落ち着いたデザインと性能
今回試用したモデルは、ケース、ストラップともに黒一色でシンプルだが、ストラップは簡単に交換可能。シリコン、レザー、ステンレス ブレスレットの豊富なカラーバリエーションから選べる。ケース×ストラップ×ウォッチフェイスの組み合わせ次第で、カジュアルにもドレッシーにもスポーティーにもなる。
正直なところ、これまでのスマートウォッチは、動作の重さや不安定さに我慢しながら、どうにか使っていた部分がある。高速なプロセッサーと8GBストレージ、長寿命バッテリー、通話ができるスピーカーの搭載で、デジタルに疎い友人にも勧められる実用機に近づいてきた。落ち着いたデザインでビジネスシーンでも使いやすく、長く愛用できそうだ。