アドビシステムズは8月27日、「改元対応業務に関する実態調査」の結果をAdobe Blogにて公開した。6月13日~14日にかけて、9業種1023人を対象にインターネットで調査したもの。
改元対応作業が最も大変だった業務は、全業種を通じて「申込書、申請書などの書類(66.5%)」という回答で、2位の「情報システム(19.4%)」の3倍以上という結果。業種別に見ると、不具合が発生した場合の社会的影響が大きいためか、金融業のみ情報システムと回答した人が全体(19.4%)よりも9.5ポイント多い28.9%という結果となった。
アドビシステムズは、書類のデータ化から修正、承認プロセス、デジタルアセット管理まで一連の業務を効率化できるとうたう「Adobe Document Cloud」を提供している。
今年10月に予定されている消費増税でも改元同様、申込書や申請書などの書類対応が必要になるため、Adobe Document Cloudを利用することで、書類管理の手間とコストを削減できるとしている。