8月10日、NCSOFTが運営するMMORPG「ブレイドアンドソウル」のPvPトーナメントである「ジャパンチャンピオンシップ2019」の決勝大会が、都内最大級のeスポーツ施設「LFS 池袋 esports Arena」で開催された。
本大会は、ブレイドアンドソウルの日本一を決めるeスポーツ大会で、2016年から例年開催している。
今回の大会では、新種目であるバトルロイヤル方式の「鉄鎖群島」というPvPルールを採用。マップ内で、一定時間ごとに狭まるセーフティーエリアの中で生き残りをかけて戦う。セーフティーエリアの外に出ると継続ダメージを受ける仕様はほかのバトルロイヤルルールでもよく見るスタイルだ。
このルールでは、職業によってそれぞれ固有のスキルが使用できるが、ステータスは統一化され、装備の差はなく戦える。
また、マップ内にはさまざまな効果を持ったアイテムが落ちており、拾って使用することで戦いを有利に進められる。ほかのプレイヤーを倒せば、そのプレイヤーが所持していたアイテムを拾うこともできる。
今回の決勝戦は、3人1組の7チームによる団体戦を4試合実施し、それぞれの試合でのチームの順位とチームメンバーのキル数に応じてポイントを付与するルールとなっている。
各試合、1位のチームには30ポイント、2位には29ポイント、3位には27ポイント、4・5位は25ポイント、6・7位には20ポイントが配分される。それに加え、チームメンバーが敵チームのキャラクター1人を倒すごとに1ポイントが加算される。このポイントを合算し、最終的に獲得したポイントの数で大会順位を決定する。
そのほか、「覚醒職業の第3系統は使用不可」「チームキャラクターの職業は重複不可」といったルールがある。
大会の賞金は、1位が150万円、2位が90万円、3位が45万円、4位が15万円となっている。また、1位と2位のチームは、10月ごろに韓国で開催予定の「ワールドチャンピオンシップ」に出場することができる。
なお、本大会は、ビットキャッシュ、Razer、TEAM GRAPHTの協賛で開催している。今回選手たちが使用するデバイスはRazer製のデバイスに統一されていた。
出場メンバーは、3人1組の7チーム、計21人のプレイヤー。プレイヤー一覧は以下のとおり。
参加プレイヤー | ||
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キャラクターネーム | チーム名 | 職業 |
NicoJean(二コジーン) | NoonsangFanClub | 召喚士 |
Ayn(アイン) | NoonsangFanClub | リン剣術士 |
赤髪の滅砕士(アカガミノメッサイシ) | NoonsangFanClub | 滅砕士 |
ショタっ | Catena | 魔道士 |
生みそカツ(ナマミソカツ) | Catena | 拳闘士 |
ゆーき爻(ゆーき) | Catena | 暗殺者 |
回路(カイロ) | MySugarDady | 拳闘士 |
vひなこv(ヒナコ) | MySugarDady | 双舞士 |
バップ | MySugarDady | 召喚士 |
水銀燈(スイギントウ) | Sleepingforest | 魔道士 |
・雅(ミヤビ) | Sleepingforest | 拳闘士 |
ぬこむすめ | Sleepingforest | 暗殺者 |
Xignaz(シグナス) | EndlesChallenge | 銃撃士 |
garbera(ガーベラ) | EndlesChallenge | リン剣術士 |
すいちゃん | EndlesChallenge | 邪術士 |
Guerlain(ゲラン) | TeamKIRAKU | 銃撃士 |
Lvia(不明) | TeamKIRAKU | 拳闘士 |
はぅはぅ | TeamKIRAKU | 魔道士 |
yuki雪洞(ゆきぼんぼり) | Liberty | 魔道士 |
ごとぞん | Liberty | リン剣術士 |
マスだ | Liberty | 滅砕士 |
「NoonsangFanClub」は、昨年のジャパンチャンピオンシップの優勝チームでもあり、ルールが異なるとはいえ今回の大会でも注目を集めていた。