本体は小さいのに精密な文字や絵が書ける
「手のひらサイズペンプロッタ」
約5年前からペンプロッタの研究を続けているいしかわりょーすけ氏のブースは、多数の小さなペンプロッタが忙しそうに働いていた。
小さな音で「ウィーンウィーン」と動くペンプロッタたちは、名刺サイズの小さなカードに次々と文字や絵を書いていく。ペンはボールペンの替芯を使っているようだが、仕上がりはとても人間では書けないほど精密。ずーっと見ていたくなる楽しいマシンだ。
電子部品が癒やしのアイテムに変身
「コンデンサー盆栽」
「役目を終えたコンデンサーが苔むして、盆栽になりました」というキャッチコピーの通り、コンデンサーに苔の装飾を施した盆栽。
コンデンサーは電気の畜放電を行なうパーツだが、このコンデンサー盆栽は癒やしを放出するインテリア。卓上にひとつ欲しいアイテムだ。
手足ラジコンロボットの研究一筋
「特殊移動機械製作所」
ウネウネと動く奇妙なロボットのデモンストレーションを行っていた「特殊移動機械製作所」。取材時に紹介してもらったのは6本足のクモのようなロボ。つねに3本の足を地面につけて動くため、悪路でも難なく歩行できるそうだ。
なお、このロボは1本の足に3つのモーターを搭載している。クモのように前進させるだけでなく、カニのように真横への移動も可能。開発者は「今日は大勢のお客さんから“キモカワイイ”という声をいただいています!」と語っていた。