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スペースXのスターホッパー、15秒間の飛行テストに成功

2019年08月02日 07時17分更新

文● Charlotte Jee

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スターホッパーが飛行したのはわずか15秒ほどだった。それでも今回の試験は、スペースX(SpaceX)の新しい宇宙船のための重要な最初の試験だ。

7月25日、スペースXがスターシップ(Starship)ロケットのテスト機である「スターホッパー(Starhopper)」の最初の飛行試験を、テキサス州のボカ・チカ基地で実施した。スターホッパーはボカ・チカ基地から約60フィート(約18メートル)上空に発射されて横になり、その後煙に包まれながら直立して着陸した。このような試験は「ホップテスト」と呼ばれ、テスト機にはスターホッパーという名前が付いている。試験はわずか15秒ほどで終了した。この実験の後にスペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、「あと数か月で、20キロメートル上空まで打ち上げるテストを実施したい」とツイートしている

スターホッパーはスペースXのラプター(Raptor)エンジンを搭載し、周囲をステンレススチールで覆われた給水塔のように見える、ずんぐりした形のテスト機だ。スターホッパーは、スペースXが計画している「ビッグ・ファルコン・ロケット」の最初の段階のプロトタイプ機であり、ファルコン・ヘビー の約3倍のペイロード(最大積載量)を持つ。最終的にはロケットのペイロードを保護するためにノーズコーンが付けられる予定だが、今回の初期試験ではノーズコーン無しで実施された。

マスクCEOは、スターホッパーを軸に非常に大きな計画を描いている。スペースXは今後10年間で、再利用可能な宇宙船を使って人々を火星と月に送ろうとしている。

今回のテストで、テスト機の基本的な打ち上げ能力および着陸能力が証明されたが、実際に宇宙に出る前には、さらに地球上で同じような試験が必要となってくる。7月24日の最初の打ち上げテストは、ラプターエンジンの出火によって発射場所付近で大規模な火災が発生したため、開始後まもなく中止となってしまった。マスクCEOは、このシステムによって、あと4年以内に有人月面着陸が可能になると話しているが、まだまだ多くの課題が残っていることを考えると、計画はあまりに野心的すぎるようだ。

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