「VAIO、法人向く。」の現在を探る 第47回
モバイルワークの7つの不安にこたえる「VAIO Pro PJ」
メインマシンとして使える900g以下PCが、働き方改革の課題を解決する
2019年08月02日 09時00分更新
4.ノートでは十分な性能が得られないのでは?
→オフィスでも外出でもメインマシンとして使える性能
メインマシンとしての条件として、やはり性能は重要だ。最近ではプレゼン資料などの作成でも高解像度な写真や動画などが使われるケースが増えており、最低限のクリエイティブ作業をしても、支障がない性能が求められている。しかし、モバイルノートでは、Core mやCeleronといったやや低めの性能のCPUが搭載されているケースが多い。
VAIO Pro PJは、カスタマイズで自由なスペックが選べるため、コスト重視であればCeleron、性能重視であればCore i7などニーズに合った選択肢が豊富だ。Core i5以上のCPUを搭載していれば、VAIO TruePerformanceという独自チューニングにより、4コアCPUの能力をより高く引き出せるため、クリエイティブ作業にも適している。同じCPUを単に搭載したマシンよりもパフォーマンス面で優れているため、ワンクラス下のCPUでも生産性を落とさないという点で、お得である。
もし、デスクトップマシンからの乗り換えであっても、CPUが3世代ほど違えば、動作速度の違いをかなり感じるだろう。新たな技術がどんどん生まれているため、3、4年ごとにマシンを切り替えたほうが効率良い生産性を維持できる。
5.通信の確保や紛失時の対応が不安
→どこでも使えるLTEモジュールを搭載可能
常にインターネットにつながっていること。ここは外せないポイントだが、Wi-Fi接続しか対応していないノートが多いこともまた事実だ。ポケットWi-Fiやテザリングといった方法は煩雑だし、外出先で使うために無料Wi-Fiを探し回るというのでは、速度が遅すぎて話にならなかったり、そもそもセキュリティ面で非常に危険であったりという点で本末転倒だ。
今後のモバイルワークで要となるのは、やはりLTEモジュールの搭載だろう。SIMを挿して初期設定するだけで、あとはマシンを起動したとき、Wi-FiやLAN接続がなければ自動的にLTEによる通信が開始される。手間暇かけず、すぐにネットを利用できるためとても快適だし、固有番号によって機器の管理がしやすかったり、紛失などの問題が発生した際にもリモートワイプなどで対応できたりといった利点がある。今後はクラウドサービスを活用した働き方が主流になってくると思うが、シャドウIT対策や社外でも社内と同等のセキュリティ性を維持するという観点で、ユーザーに意識させず、ユーザーに内と外で作業させられるLTEの存在は重要だ。
また、モバイルワークではウェブ会議やチャットを活用したコミュニケーションの機会も増えるはず。VAIO Pro PJは、3大キャリアに対応しているので、SIMを選ばない。また、アンテナがディスプレーの上にあることで、オフィス用の机のように金属が入っていても、電波強度の影響が最小限で済むため、つながりもいいのもVAIO Pro PJならではだ。
6.急な電池切れに対応できないのでは?
→電源アダプターを忘れても大丈夫な充電機能
最近のモバイルノートは駆動時間の長さが伸びている。10時間以上の駆動に対応した機種も珍しくなくなった。VAIO Pro PJの場合、約13時間から約14.5時間となっており、1日フルに働いてもバッテリー切れを起こすことはほぼ生じないだろう。それでも急な出張で宿泊するなど、日をまたいだ利用では充電が必要だ。
その際に起きやすいのが、電源アダプターを忘れてしまうことだ。これは一大事だ。充電できずに右往左往してしまい、結果作業が進まないことも。しかし、VAIO Pro PJの場合は、スマホ用の一般的な5V/1.0Aや1.2Aなどの充電器があれば、USB-Type C端子に接続するだけで充電が進められるという特徴がある。
ビジネスホテルにはスマホの充電用にmicroUSB端子やLightning端子の付いた充電ケーブルが用意されていることが多い。USB Type-Cへの変換コネクターやケーブルさえ手に入れれば、なんとか充電できるわけだ。
USB PD対応の充電器があれば、急速充電も可能だ。5Vアダプターを使用した場合、満充電には8時間程度の時間はかかるが、電源を落として夜寝ている間に満充電に近い状態にできる。こうした、複数の充電方法が用意されていることで、万が一のときにも柔軟に対応できるのは、モバイルするときに重要になる。
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