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令和の夏休みはゲームでさらにアツくなれ! 第2回

この夏オススメのMOBA向けゲーミングキーボードとゲームタイトル

2019年08月17日 12時00分更新

文● Kei-D

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筆者オススメキーボード3選

 ここからは、特にオススメのキーボードを紹介していく。ゲーミングキーボードを選ぶ際に是非とも役立ててもらいたい。

青軸、赤軸、茶軸を選べる
Alloy Elite RGB

●メーカー:Kingston Technology
●価格:2万6000円前後

 KingstonのゲーミングブランドであるHyperXというとFPSのイメージが強いが、MOBA向けにもラインナップを広げている。それがこのAlloy Eliteシリーズだ。

 英語104キー配列のキーボードをベースに、サウンド出力音量調整ホイールやメディアキーなどを搭載。さらにソフトウェアでのキー割り当て変更機能とキーマクロ機能が利用可能な製品だ。

サウンド出力音量調整ホイールとメディアキーを搭載する

 アンチゴースト機能やNキーロールオーバーももちろん搭載しており、特定のキーを無効にできる機能も搭載。「NGenuity」というソフトウェアでカスタマイズできる。

 また、パームレストが付属しており取り外しが可能なので、不要なときは外しておくこともできる。

 パームレストを除いたサイズは444(W)×168(D)×35(H)mmで、重量はケーブルを含み約1.5kgとなっている。

 また、青軸か赤軸か茶軸かを選のもうれしい。軸の表記が、青軸がCherry MXブルー(クリッキー)で赤軸がレッド(リニア)、茶軸がブラウン(タクタイル)となっていることと、アクチュエーションポイントが変わってくる点に注意してほしい。赤軸と茶軸なら4mm、青軸なら2.2mmとなっている。

独自のキースイッチがウリ
TUF Gaming K5

●メーカー:ASUS
●価格:7800円前後

 キースイッチに独自の「Mech-Brane」を採用しており、メカニカル式とメンブレン式の良いところを組み合わせており、クリック感はしっかりとさせながらも柔らかく静かなタッチを実現している。

 ベースにしているのはメンブレン式になるので、カチカチとしたメカニカルキー特有の打鍵音がするわけではない。

 24キーロールオーバーにアンチゴーストを装備しており、本体の左上部にはLEDの調整とボリューム調節用のメディアキーが備えられているので、手元でこれらを調節できるのはありがたい。

 TUF Gamingシリーズといえば耐久性のある商品が売りだが、この製品にもそれは継承されており、60mlまでの防水対応や摩擦による劣化への耐性を備えた特殊コーティングが施されている。

 わりと手頃な価格で手に入るゲーミングキーボードの中では機能も揃っているので、安価にキーボードを手に入れたいという方にはおすすめしたい。

 パームレストを含むサイズは460(W)×218(W)×40(H)mmで、重量は約1kgとなっている。

アクチュエーションポイントを調節可能
REALFORCE RGB/AEAX01

●メーカー:東プレ
●価格:2万9600円前後

 最大の特徴は、なんといってもアクチュエーションポイントが3段階とユーザー側で設定したカスタム設定で調節できるところだ。テンキーの上の4つのキーの内、1番右のキーで調節できる。

 アクチュエーションポイントのカスタム設定は、「REALFORCE RGB Software」を使用して行なう。最初のうちは、なかなか使いこなすのは難しいが、是非自分好みのアクチュエーションポイントを見付けてほしいところだ。ちなみに、LEDイルミネーションの設定に関しても同様にソフトウェア上で行なう。

 なお、別売にはなるのだがキースペーサーでのチューニングも可能だ。キーキャップの下に2mmまたは3mm厚のスペーサーを挿入して、キーストロークの深さを調節できるため、ストロークを浅くしたい人は合わせて使用し、アクチュエーションポイントもそれに合わせて調節するといい。

キーストロークを調節する別売のキースペーサー

 REALFORCEのキースイッチは静電容量無接点方式を採用している。接触しない分摩擦が生じないので、耐久性と信頼性は高い。

 そして何よりも信頼性を厚くしているのが、設計開発から生産まで一貫して日本国内で対応しているという点だ。工場が日本国内にあるのであれば、アフターサポートなども素早く受けられるというものだ。

 細部にこだわってチューニングしたいプレイヤーや、メイドインジャパンの製品を使いたいプレイヤーは間違いなくこの製品がピッタリだ。

 サイズは455(W)×142(D)×30(H)mmで、重量は約1.4kgとなっている。

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