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Slack デスクトップアプリの起動が33%高速化した新バージョン

2019年07月23日 17時50分更新

文● 阿部

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 Slackは7月23日、デスクトップアプリのアップデートを実施し、デスクトップとウェブクライアント向けの新バージョンを公開した。起動速度の向上やメモリー使用量の効率化を実現したとする。今後数週間で段階的に提供開始予定とのこと。

 メッセージやデータのロード時間を短縮することで、デスクトップアプリの起動速度が33%向上。ビデオ通話とSlackコールの接続速度も10倍になった。

 情報処理効率もアップし、メモリー使用量は約50%低減。ほかのソフトウェアを並行して使用する際の負担が減り、チャンネルやワークスペース間のシームレスな切り替えが可能。

 インターネット接続が不安定な場合でも、Slackを起動して以前に開いたチャンネルや会話を表示できるようになった。接続エラーメッセージの表示で作業がストップしてしまうことがなくなり、接続に中断があっても、セッションからメッセージを表示することが可能。

 そのほか、大規模導入しているユーザー向けに、アップデート後の効果を測定できる機能も提供。これにより、10人規模のチームから1万人規模の大企業にわたって、さらにレスポンシブかつ効率的なコラボレーションが可能になったとする。

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