このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

さとうなおきの「週刊アジュール」第104回

VMへのRDP/SSHアクセスのための「Azure Bastion」が登場

Cognitive Servicesの新サービス「Immersive Reader」発表

2019年07月16日 13時00分更新

文● 佐藤直生 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Azure API Management:6月19日のアップデート

 Azure API Managementは、既存のAPIに対するAPIゲートウェイのサービスです。

 4月19日のアップデートに続いて、Azure API Managementの6月19日のアップデートがリリースされました。W3C分散トレース形式のサポートといった新機能があります。

Azure DevOps:スプリント153、SlackでのAzure Pipelines

 Azure DevOpsは、Azure Pipelines(CI/CDパイプライン)、Azure Boards(作業追跡ツール)、Azure Artifacts(パッケージ生成/共有)、Azure Repos(プライベートGitリポジトリ)、Azure Test Plans(テストソリューション)で構成される、開発チーム向けのサービスです。

 5月にリリースされていたスプリント152に続いて、Azure DevOpsのスプリント153のアップデートがリリースされました。

 スプリント153では、Azure BoardsのかんばんボードでのリンクされたGitHubアクティビティの表示、監査機能のパブリックプレビューといった新機能があります。

Azure BoardsのかんばんボードでのリンクされたGitHubアクティビティの表示

 2月にリリースされていたSlack向けのAzure Pipelinesアプリで、Slackに投稿されたAzure PipelinesのビルドやリリースのURLに対して、そのビルドやリリースの詳細情報を表示する機能が、プレビューになりました。

Visual Studio App Center:ビルド構成のクローン

 Visual Studio App Centerは、iOS、Android、Windows、macOSアプリケーションのビルド、テスト、配布、監視のためのサービスです。

 Visual Studio App CenterのApp Center Buildで、既存のブランチのビルド構成を、別のブランチにクローンできるようになりました。

AzureVM:2.0

 VM管理機能を提供するR言語向けパッケージ「AzureVM」バージョン2.0がリリースされました。

Azure Blockchain Service:Truffle

 Azure Blockchain Serviceは、コンソーシアムブロックチェーンの作成、管理、ガバナンスを簡素化する、フルマネージドのブロックチェーンサービスです。Azure Blockchain Serviceは、現在プレビュー中です。

 Truffleは、Ethereumブロックチェーンのスマートコントラクト開発のためのツールを提供しています。

 今回、MicrosoftとTruffleの公式な提携、AzureサービスやAzure DevOpsとTruffleとの統合が発表されました。

Azure Cognitive Services:Immersive Reader、ニューラル機械翻訳モデル

 Azure Cognitive Servicesは、画像認識、音声認識、自然言語処理といった、AIを活用したAPIサービスです。

 Azure Cognitive Servicesで、新サービス「Immersive Reader」が発表され、パブリックプレビューが始まりました。

 Immersive Readerは、テキストの読み上げや翻訳、デザインでユーザーの注意を引く機能などが組み込まれた、テキストを読んで理解するユーザーを支援するサービスです。

 JavaScriptライブラリであるImmersive Reader SDKを使って、Immersive Readerを自分のWebアプリケーションに組み込むことができます。

 Immersive Readerは、日本語を含む60以上の言語をサポートしています。Immersive Readerは、現在、東日本リージョンを含む一部のリージョンで利用可能です。

Immersive Reader

 Azure Cognitive Servicesの1サービスである「Translator Text API」は、テキスト翻訳を行うサービスです。

 2018年3月に発表されていた人間と同等レベルの機械翻訳システムの研究成果を基にした、最新のニューラル機械翻訳モデルが利用可能になりました。日本語を含む9言語がサポートされています。

Translator Text APIのニューラル機械翻訳モデルの翻訳品質改善

Azure Backup:SQL Server 2008/2008 R2

 Azure Backupは、バックアップ/復元サービスです。

 VM上のSQL Serverのバックアップ機能で、これまでサポートされていたSQL Server 2017、2016、2014、2012に加えて、SQL Server 2008、2008 R2のサポートがパブリックプレビューになりました

 これによって、EOS(サポート終了)が近いSQL Server 2008、2008 R2を、Azure Virtual Machinesに移行して、Azure Backupによるバックアップを利用できるようになります。

Azure BackupによるVM上のSQL Serverのバックアップ

Azure Database for MySQL:監査ログ

 Azure Database for MySQLは、MySQLベースのリレーショナルデータベースサービスです。

 Azure Database for MySQLで、監査ログがプレビューになりました。

 監査ログは、Azure Monitor Logsに統合され、Azure Storageでのログの保持、Azure Monitor Logsを使った分析、Azure Event Hubsを介したサードパーティツールとの統合が可能になります。

Azure Database for MySQLの監査ログ

Azure HDInsight:Visual Studio Code

 Azure HDInsightは、Hadoop、Sparkなどのマネージドサービスです。

 Visual Studio Code拡張機能「Azure HDInsight Tools for Visual Studio Code」で、Hiveテーブルのデータをプレビューする機能が追加され、PySpark対話型クエリ機能が強化されました。

Azure HDInsight Tools for Visual Studio CodeでのPySpark対話型クエリ機能

 それでは、また来週。

前へ 1 2 次へ

この連載の記事