質問4:神戸電子専門学校の今後の展望や目標を教えてください
ゲームソフト分野に来る学生の大半は、ゲームが好きで入学していると思いますが、プレイするのと作るのでは立場が大きく異なります。実際にゲームを制作する過程では多くの壁にぶつかりますが、粘り強く指導をして挫折する子をゼロにするのが最終的な目標です。そのため、PCを触ったこともない学生にいきなり3Dを教えるといった、一足飛びな授業はしていません。まずは2Dから勉強して、その後に3Dを学ぶというステップを踏んで丁寧に教えていくことで、さらに理解が深まると思います。
今はプログラミングをしなくてもゲームができる時代に突入しつつあります。当校に興味を示してくださる企業さんの大半は、全員プログラマーだと思って訪ねてくれますが、「プログラムだけでなくゲームエンジンも使えますよ」といった具合で、生徒には多くの可能性を与えられるようにしたいと思っています。
当校のマシン選定においては、オーバースペックになるくらい性能が高いPCを求めています。もちろんハイスペックが要求されるUnreal Engineなどを使うためでもありますが、学生には制作する側としてさまざまなゲームをしっかりプレイしてほしいからです。今はPCでゲームをすることの方が多くなりました。「みんなが知っているゲームなのに自分は遊んだことがない」という事態にならないよう、どんなゲームでも動かせるPCがほしいと思っています。
今年はMSIさんの「GF63」を導入しましたが、来年はまたゼロから横並びで検証することになります。MSIさんは今年導入して期待以上の結果を出してくれたので、来年もぜひ引き続き導入したいと思えるようなゲーミングPCを用意していただけるとうれしいです。
神戸電子専門学校が導入したノートPCのスペック
2019年導入モデル「GF63 Thin」 | |
---|---|
CPU | Core i7-9750H(2.6GHz / Turbo 4.5GHz / 6コア12スレッド) |
GPU | GeForce GTX 1650 Max-Q デザイン 4GB GDDR5 |
メモリー | 16GB(8GB ×2)DDR4 |
OS | Windows 10 Pro |
サイズ | 359×254×21.7mm |
重量 | 1.86Kg |
※導入企業向けにカスタマイズされたモデル
導入企業紹介「神戸電子専門学校」
ゲームソフト分野においては、2019年4月より、4年間で高度な技術・知識を身につけられる「ゲーム開発研究学科(4年制)」を新設。2年間でゲーム会社へ就職を目指せる「ゲームソフト学科(2年制)」と3年間でゲーム会社への就職を目指す「エンターテインメントソフト学科(3年制)」も併設し、個人のスタイルやペースに合わせて自由に学ぶことができる。ゲーム業界との強固な連携と、独自のプログラム特化型カリキュラムで即戦力となるプログラマを育成。ゲーム業界からの期待は高く、多くの卒業生が第一線で活躍する。
主な実績
第9回若年者ものづくり競技大会『グラフィックデザイン』にて金賞(厚生労働大臣賞)および銀賞を獲得
第14回若年者ものづくり競技大会『グラフィックデザイン』に金賞(厚生労働大臣賞)および銀賞を獲得
『ETロボコンチャンピオンシップ大会』総合第4位
「日本ゲーム大賞2015アマチュア部門」佳作受賞
『日本ゲーム大賞2018アマチュア部門』佳作受賞
『第9回福岡ゲームコンテスト2016』優秀賞受賞
『Award:Q/Project Studio Q Anime CG Award 2017』グランプリ受賞
『第4回 アニメータードラフト会議』最多指名獲得
『第4回 全国専門学校CG作品コンテスト』準グランプリ・審査員特別賞受賞
『建築新人戦2018』ベスト16(2名)
『建築新人戦2019』ベスト100(2名)※ベスト100以上は8年連続受賞
ほか多数。
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