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定番ベンチマークテストを実施

3万円ちょっとと手軽に買える11.6型ノートPCの性能をチェック (3/3)

2019年07月06日 10時00分更新

文● MOVIEW 清水、編集●市川/ASCII

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一般的な作業など利用シーンを限定した使い方で活躍するセカンドマシン

 Inspiron 11 3000は、ゲーム系のベンチマークではどのような結果になるのか、まずはおなじみの「ドラゴンクエストX」ベンチマークでチェックしてみた。

1280×720ドット、標準品質、スコア1347

 Inspiron 11 3000は解像度が1366×768ドットなので、1280×720ドットで検証した。ゲームの中でもそれほど負荷の高くないドラゴンクエストXベンチマークではあるが、重いという結果となった。

640×480ドット 低品質 スコア2286

 さらに解像度や画像品質を下げてテストをしてみたが、解像度と画像品質を落としてもやや重いという結果となった。やはりゲームなどの負荷の高いソフトを動かすのは厳しいようだ。

 つづいて、ドラゴンクエストXよりも高いグラフィックス描画能力が求められる「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮の解放者」ベンチマークを使ってチェック。

1024×768ドット 標準品質 DirectX 11 スコア720

 やはり少し負荷が高くなると動作困難という結果となってしまった。解像度や画像品質は低く設定したうえでの結果なので、この手のソフトを動かすのは難しいスペックということがわかる。

 Inspiron 11 3000は低価格で購入して手軽に使うことを前提としているノートパソコンだ。ストレスなく使えるソフトは限られてくるが、ブラウジングやOffice製品、あるいはメールの送受信といったところは大きくストレスになることもない。

 3万円ちょっとで購入できるパソコンということで、ちょっと外で使いたい、打ち合わせなどに持っていくといった形で利用シーンを限定した使い方であれば、メインマシンの補助的に使うセカンドマシンとして試してみるのはいいだろう。

試用機の主なスペック
機種名 Inspiron 11 3000
CPU AMD A6-9220e
グラフィックス Radeon R4 グラフィックス
メモリー 4GB
ストレージ 64GB eMMC
ディプレー 11.6型アンチグレアLEDバックライトディスプレー(解像度1366×768ドット)
内蔵ドライブ
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0
インターフェース USB 3.1 Gen1端子、USB 2.0端子、オーディオジャック、microSDカードスロット、HDMI出力端子
サイズ/重量 およそ幅292×奥行196×高さ20.8mm/約1.154g
OS Windows 10 Home(64bit)

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