FSPの「CMT520」は、Extended ATX対応のミドルタワーケースだ。強化ガラス製の前面パネルや左側板を採用し、RGB対応LEDファンやLED搭載パーツが織りなす美しいイルミネーションを楽しめる。とはいえ、ここまでなら最近のPCケースではそうめずらしいものではない。
このモデルの最大の特徴は、合計で4基も装備するLEDファンをまとめて制御できる「ファン/LEDハブ」を搭載することだ。こうしたハブを利用することで、めんどうなケーブル接続を簡単に行なえる。実売価格が3万円以上のハイエンドモデルではたまに見かけるが、1万円台半ばのスタンダードモデルではあまり見かけない。
今回はこのファン/LEDハブの機能性や、実際に各パーツを組み込んでみたときの使い勝手などを中心に検証していこう。
CMT520では、前面に3基、背面に1基の12cm角ファンを装備する。また天板はエアフローに優れるメッシュ構造を採用しており、どちらかと言えば冷却重視のPCケースと言っていいだろう。そのほかのスペックについては下表にまとめたとおりだ。
各ビデオカードの比較表 | ||||||
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製品名 | CMT520 | |||||
カラー | ブラック | |||||
サイズ | 215(W)×495(D)×510(H)mm | |||||
重量 | 約8.5kg | |||||
対応フォームファクター | E-ATX、ATX、microATX、Mini-ITX | |||||
フロントポート | USB 3.0×2、USB 2.0×2、 HDオーディオ×1、マイク×1、LED×1 | |||||
ドライブベイレイアウト | 2.5/3.5インチベイ×2、2.5インチベイ×4 | |||||
冷却ファン | フロント:120/140mm×3(12cm角×3装着済み)、 リア:120mm×1(装着済み)、トップ:120/140mm×2 |
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拡張スロット | 8スロット | |||||
ボード長 | 423mm | |||||
CPUクーラー高 | 163mm | |||||
実売価格 | 1万4000円前後 |