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米国がイランにサイバー攻撃、無人機撃墜に対抗

2019年06月27日 17時14分更新

文● Charlotte Jee

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米国の無人偵察機が6月20日に撃墜されたことを受け、米軍はイランに対するサイバー攻撃を実行した。サイバー攻撃は、トランプ大統領がイランの拠点3カ所に対する報復攻撃を土壇場になって中止したその日に実行に移された。

ワシントン・ポスト紙によると、サイバー攻撃は米国サイバー軍によって実行され、イランのロケットやミサイルの発射を制御するコンピューター・システムを標的にしたという。米政府関係者は、サイバー攻撃は死者を出すことのない「非常に」効果的な手段だとウォール・ストリート・ジャーナル紙に話している。米国政府はこの攻撃についてコメントは控えた。また、マイク・ペンス副大統領は6月23日のCBSでのインタビューで、「私たちは機密作戦についてのコメントはしない」と述べている。

今回のサイバー攻撃は数カ月間とはいかないまでも、数週間は続くと予想される。イランでの緊張が高まるのはほぼ間違いないだろう。またトランプ大統領は6月24日、イランは新たに「大規模な制裁」を受けることになると述べた。

今回のサイバー攻撃については、まだ不明な点が多い。どのように実行されたのか、具体的な標的は何か、技術的にどのような方法で実行されたのかなどだ。だが、このサイバー攻撃は、物理的な戦争とデジタルの戦争の境界が曖昧になりつつあることの、象徴的な例と言えるだろう。5月には、イスラエルがサイバー攻撃を実施したとして、ハマスの工作員が活動する建物にミサイル攻撃が仕掛けられている。

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