今回レビューするスマホは、サムスン電子の最新フラッグシップ「Galaxy S10」です。メーカーから借りたわけではなく、メイン端末として使うために実際に買いました。今年の夏に発売されるハイエンドモデルの中では、もっとも高性能かつ、使いやすそうに感じていたからです。筆者が購入したのはドコモ版で、価格は8万9424円でした。
6.1型モデルとは思えない
持ちやすいサイズ感が魅力
Galaxy S10シリーズは、画面サイズが約6.1型の「Galaxy S10」と、約6.4型の「Galaxy S10+」の2モデルから選べます。解像度はどちらも3040×1440ドットで、仕様の多くは共通しています。差分は、バッテリー容量がGalaxy S10が約3300mAhで、Galaxy S10+が約4000mAh。そして、インカメラがGalaxy S10はシングルレンズだが、Galaxy S10+はダブルレンズということぐらい。筆者は持ちやすさを重視してGalaxy S10を選びましたが、画面の大きさや電池持ちを重視するならGalaxy S10+を選ぶといいでしょう。
Galaxy S10は、実際に手にすると、6.1型の画面を搭載しているとは思えないほどコンパクトです。ディスプレー左右のベゼルが細く、横幅が約70mmに抑えられていることに加え、エッジに曲面処理が施されているため、厚さ約7.8mmというスペック以上に薄く感じられます。
画面上部にノッチ(切り欠き)を設けず、ディスプレーの右上にパンチホールのように切り抜いた小さな穴があり、そこにインカメラが搭載されています。初期設定のロック画面やホーム画面には、その部分が黒っぽい画像が設定されていて、穴が気にならないように工夫されています。画面を点灯すると、インカメラの周りが光るといった、細かい演出も盛り込まれています。
カラバリは3色展開ですが、筆者はプリズムホワイトを購入しました。背面パネルは3Dガラスを用いていて光沢が強く、光のあたり方によって表情が変わる仕組み。背面にはトリプルカメラが搭載されています。ドコモとGalaxyのロゴ、FeliCaマークもありますが、白地になじんで目立たないことも気に入っています。
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