カバンに入れて持ち運べるモバイルノートながら、13.3型より少し大きい14.1型で文字などもみやすい
税別2万円台でM.2SSD増設可能な14.1型ノートPCは拡張性と利便性を兼ね備えた1台
2019年06月13日 09時00分更新
ドスパラが販売している14.1型ディスプレーの「Altair VH-AD3S」は、税別価格が2万9980円(税込で3万2378円)というお手頃にもほどがあるノートパソコンだ。重量が約1.37kgで、薄さが約16.9mmというモビリティの高さもウリである。
主要なスペックは、CPUがCeleron N3350(1.10GHz)、メモリーが4GB、ストレージが64GB eMMCとなっており、文書作成を中心とした使い方を目的としている。また、底面にSATA接続専用のM.2端子を搭載しており、ストレージを自由に追加できるのも特徴だ。今回は、Altair VH-AD3Sを実際に触ってみての感想をレポートする。
カバンに綺麗に収まる、スリム&フラットなボディー
天板フラットで、底面もゴム足が数ミリ出ているだけの形状になっているので、カバンにすっきりと収納できるのは非常にうれしいところ。14.1型ディスプレーのためフットプリントがちょっと大きいのだが、それでもA4サイズを多少サイズアップした程度なので、通勤・通学に使うようなバッグなら十分収まるだろう。
また、底面にあるSATA接続用のM.2端子へのアクセスも容易だ。ネジふたつを外せばカバーが取れ、さらに内部の固定用のネジをひとつ外せばSSDを簡単に増設できる。差し込む際に固すぎて不安になるといったこともなかった。デフォルトのストレージが64GBであるため、ストレージはできるだけ増設しておいたほうがいい。
利便性に優れた14.1型ディスプレーとキーボード
モバイルマシンというと、ディスプレーは13.3型が一般的であろうが、このAltair VH-AD3Sはすこし大き目の14.1型となっている。これにより、フットプリントが大きくなるのとトレードオフで、モバイルマシンとしてはかなりの大画面を手に入れているのだ。当然ながら、アイコンや文字などが大きく表示されとても見やすい。ディスプレー面そのものもノングレアパネルを採用しているので、使用場所によって光源が変化するモバイルマシンとしては、映り込みの心配が減るので便利だ。
キーボードは、フットプリントがあるため18.9mmのキーピッチを確保できており、一部のキーが狭くなってしまうといったことはまったくない。右エンター付近がちょっと個性的だが、このくらいはすぐ慣れるであろう。
キータッチそのものは、クリック感がありつつも荷重が軽くとてもタイプしやすい。長時間のタイピングでも疲れにくいと思われる。また、タッチパッドも広くなっているので、カーソル操作がとても快適であった。
今回試用したモデルの詳細スペックは以下のとおり。次回は、各種ベンチマークによって、Altair VH-AD3Sがどういった使い方に向いているのかを紹介しよう。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | Altair VH-AD3S |
CPU | Celeron N3350(1.1GHz) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 500 |
メモリー | 4GB |
ストレージ | 64GB eMMC |
ディスプレー | 14.1型(1920×1080ドット)ノングレア |
内蔵ドライブ | ー |
無線LAN | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
インターフェース | USB 3.0端子、microHDMI、マイク/ヘッドフォン出力端子、miniSDカードスロット |
サイズ/重量 | およそ幅333×奥行222×高さ15.9mm/約1.37kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |