VRでeスポーツ大会の動画視聴を体験!
大阪電気通信大学のブースでは、VRHMDを使ってVR空間でeスポーツ大会の動画を視聴する体験が行なえる。話を聞いてみたところ、元々VRコンテンツを制作していた人が教授として赴任して、VRで今までにないことをやろうという話になり、eスポーツ大会の動画視聴コンテンツの制作を行なったという。
どうやらeスポーツ大会「PAC-CUP」を主宰するPACKageと縁があり、その大会の動画を編集し、VR上で視聴できるようにしたという。動画を見る限りでは、横に並ぶプレイヤーの正面にして、その上に各プレイヤーのゲームプレイの動画が重なって表示されている。各プレイヤーのプレイの様子と、その際のプレイヤー同士のやり取りを一度に見ることができるようだ。
さらに、同大学の学生がプロスタッフの協力でさまざまなデジタルコンテンツを制作するプロジェクト「大阪電気通信大学チャンネル」の公式VTuber「花野てん」ちゃんが、ゲームのことが分からない人向けに大会の解説も行なっているという。あくまで実験的につくっているようだが、複数のプレイヤーが同時にプレイするゲームの場合は、こうした技術が活躍しそうだ。
そのほか、絶賛配信中のVRミステリーアドベンチャーゲーム「東京クロノス」や、2019年夏に配信を予定するVR脱出アドベンチャーゲーム「Last Labyrinth(ラストラビリンス)」など、幅広いハードウェアに対応するVRゲームも各社のブースにて試遊できた。