Dynabookが販売中の「dynabook T7」(ウェブ直販サイト「Dynabook Direct」限定モデルはdynabook AZ65/K、なお、直販モデルは標準で256GB SSDを採用)は、趣味や仕事に幅広く使える15.6型ワイドのフルHDディスプレーを備えた2019年夏モデルだ。新筐体および新カラーの採用にくわえて、スペック面の強化も図られている。
今回は試用機を入手したので、まずはdynabook T7の外観から紹介しよう。
上質な風合いの新デザインと4色の新カラーが魅力的
dynabook T7の本体カラーは、従来シリーズでも好評を博していたヘアライン加工の「サテンゴールド」にくわえて、上品な色合いの「スタイリッシュブルー」「フォーマルロゼ」「リュクスホワイト」という計4種類のバリエーションが用意されている(dynabook AZ65/Kはサテンゴールドのみ)。今回の試用機はスタイリッシュブルーで、深みのある青が印象的。柄についても単純なドット柄ではなく、よく見ると同シリーズの象徴である「dynabookユビキタスマーク」が用いられているのも心憎い演出だ。
本体サイズはおよそ幅379×奥行き256.5×高さ23.7mm、重量は約2.4kgで、15.6型のスタンダードノートパソコンとしては標準的。完全据え置きはもちろん、部屋間の移動も手軽にできるサイズ感となっている。
dynabook T7のディスプレーは、発色パラメータ値の調整によって自然な色合いを再現した15.6型ワイドのIPSパネルを採用。上下左右どの方向からでも見やすい広視野角、より多くの情報量を表示できるフルHD表示対応などが作業の効率を高めてくれる。また、ディスプレーの上部には「Windows Hello」対応の小型赤外線顔認証センサーを備えており、セキュアかつ簡単でスピーディーなサインイン認証が可能だ。
AV性能に関しては、新サウンドシステム「Dynamic Wide Sound」を搭載。名門ブランド「オンキヨー」と共同開発したステレオスピーカーがキーボード上部に搭載されており、クリアで立体感のあるサウンドが楽しめる。サウンドアプリ「DTS Audio Processing」を使えば、自分好みのサウンドにアレンジすることも可能だ。