フルHDならほとんどのゲームが快適にプレー可能、入門機にも最適
コスパの高さに驚いた、13万円台Core i7とGTX 1660 Ti搭載ゲーミングPC
2019年05月23日 09時00分更新
フルHDならGeForce GTX 1660 Tiで十分と思える性能
ゲーミングパソコンとして気になるのはやはり3D性能だろう。そこで、GPUのパフォーマンスを測るため、3DMarkによるテストを行なった。
スコアは「Fire Strike」で14452、「Sky diver」で36972、「Time Spy」で6223となった。やはりGPUのパフォーマンスは高いことがわかるスコアだ。
実際にゲームをしたらどのような結果になるのか、ゲームのベンチマークで本機のパフォーマンスをみてみよう。おなじみの「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮の解放者」ベンチマーク。高い性能を持っているがわかっているので、今回は高品質と最高品質でテスト。最高品質でも非常に快適に遊べるという結果となった。
「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」は、FFXIVよりもさらに高い負荷がかかり、より高い描画能力が求められる。FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONベンチマークについても計測してみた。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークでは快適に遊ぶ目安が6000ポイント以上となっているが、「GALLERIA XT」では高品質でもその基準を超えるスコアだ。非常に快適という診断結果とはならなかったが、このスコアであればストレスなく遊ぶことができるだろう。
ハイエンドマシンと比べての遜色ないパフォーマンス
入門機にも最適
ゲーミングパソコンとして必要なスペックを満たし、フルHDであれば負荷の高いゲームでもほぼ快適にプレーできるGALLERIA XT。ハイエンド機と比べても遜色のないベンチマーク結果でありながら、13万円台で購入できるのはとても魅力だ。上級者が活用しても十分なマシンパワーではあるが、この価格なら、初心者が入門機として購入することも考えられる。実況配信などを抜きにして、ただゲームを快適に楽しむゲーミングパソコンの購入を考えるなら、マシンのパフォーマンスと価格を含め、総合的に検討していいパソコンだ。
試用機の主なスペック | |
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CPU | Core i7-8700(3.20GHz~4.60GHz/6コア/12スレッド) |
メモリ | 8GB PC4-21300(DDR4 SDRAM、4GBx2)、スロット数4のうち2スロット使用 |
GPU | GeForce GTX1660Ti 6GB GDDR6(2スロット使用) |
ストレージ | 500GB SSD+1TB HDD(SATA III) |
ディスクドライブ | なし |
有線LAN | 1000BASE-T LAN |
接続端子(前面) | USB 3.0 2基、マイク入力、ヘッドフォン出力 |
接続端子(背面) | USB 2.0 2基、USB 3.1 Gen1 2基、USB 3.1 Gen2(Type-A) 2基、DVI、HDMI、DisplayPort、スピーカー端子、LAN 1基、PS/2端子 1基 |
拡張スロット | PCI Express x16 1基、PCI Express x4 1基、PCI Express x1 4基 |
内部I/O | SATA3 6基、M.2 2基、内部COM 1基 |
電源 | 500W 静音電源(80PLUS BRONZE) |
サイズ | 207mm(幅)×520.7mm(奥行き)×450.2mm(高さ) |
重量 | 約13.9kg |
OS | Windows 10 Home(64ビット) |