フルHDならほとんどのゲームが快適にプレー可能、入門機にも最適
コスパの高さに驚いた、13万円台Core i7とGTX 1660 Ti搭載ゲーミングPC
2019年05月23日 09時00分更新
GPUにGeForce GTX1660 Tiを搭載し価格を抑えながらも、CPUにはCore i7-8700を採用して高いポテンシャルを確保している「GALLERIA XT」。本機はミドルレンジのゲーミングパソコンでありながら、13万4980円から購入できるコストパフォーマンスが魅力となっている。では、その実力はどのくらいだろうか。今回は各種ベンチマークテストを行ない、その実力を検証してみた。
価格を考えるとかなり高パフォーマンスを発揮
高いコストパフォーマンスの 1台
「GALLERIA XT」のスペックは前回お伝えしたが、再度おさらいしておこう。CPU-Zを用いた結果は下記のとおり。
Windowsパソコンとしての快適さを測る「WIN SCORE SHARE」で計測してみたところ、CPU、メモリ、GPUが9.2ポイントという高いスコアとなった。ストレージもSSDなので8ポイント台のスコアとなっている。
GALLERIA XTには500GBのSSDと1TBのHDDが搭載されている。CrystalDiskMarkを使ってストレージの速度を計測してみたところ、SSDはやはり読み書きともに速い。HDDはSSDに比べて遅くはなるものの、読み書きともに200MB/sに近い数値が出ている。
続いて、マシンのパフォーマンスやグラフィックス性能などをテストしてみよう。まずはマシン全体のパフォーマンスを測るべく、定番のベンチマークソフト「PCMark 8」と「3DMark」を用いて、性能をチェックしてみた。
総合系ベンチマークソフト「PCMark 8」は、通常作業などのパフォーマンスをチェックするためのソフト。今回は「Home Accelerated」「Creative Accelerated」2種類のチェックを実施した。
スコアはHomeが5353、Creativeが8415となった。GeForce GTX 1660 Tiを搭載しているだけあって、Creativeは高めの数値となった。ゲームだけでなく、写真や動画の編集なども快適にこなせそうだ。
3Dグラフィックスのレンダリングなどのベンチマークテストが可能な「CINEBENCH」。このソフトではCPU性能などが計測できる。グラフィックスAPIのOpenGLは141.97fps、CPUの性能テストでは1405cbという結果となった。GPUだけではなく、CPUのパフォーマンスも高い。