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さとうなおきの「週刊アジュール」 第90回

Azure Container Instancesを値下げ

SQL Database Managed Instanceでタイムゾーン指定が可能に

2019年05月06日 07時00分更新

文● 佐藤直生 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

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Azure App Service:App Service Migration Assistant

 Azure App Serviceは、Webアプリ、Web API、モバイルバックエンドをホストするためサービスです。

 2018年6月に、「App Service Migration Assessment Tool」がリリースされていました。App Service Migration Assessment Toolは、外部からアクセス可能なHTTPエンドポイントをスキャンすることで、サイトをAzure App Serviceに移行できるかどうかを迅速かつ容易に評価できるように設計されています。

 今回、App Service Migration Assessment Toolのアップデートとなる「App Service Migration Assistant」がリリースされました。App Service Migration Assistantは、ASP.NETサイトをAzure App Serviceに素早く簡単に移行することを支援します。

App Service Migration Assistant

Azure API Management:古い分析機能のサービス終了

 Azure API Managementは、既存のAPIに対するAPIゲートウェイのサービスです。

 Azure API Managementの発行者ポータルの分析レポートのサービスは、5月末に終了する予定です。代わりに、Azure Portalに統合された新しい分析機能をお使いください。

Azure API Managementの、Azure Portalに統合された新しい分析機能

Azure Container Instances:値下げ

 Azure Container Instancesは、クラスターの管理なしにコンテナーを実行できるサービスです。

 3月から、Azure Container Instancesで、vCPUあたりの価格が約15%値下げされ、GBメモリあたりの価格が約70%値下げされました。全体として、約35%から約50%の値下げとなります。

Azure DevOps:スプリント150

 Azure DevOpsは、Azure Pipelines(CI/CDパイプライン)、Azure Boards(作業追跡ツール)、Azure Artifacts(パッケージ生成/共有)、Azure Repos(プライベートGitリポジトリ)、Azure Test Plans(テストソリューション)で構成される、開発チーム向けのサービスです。

 3月にリリースされていたスプリント149に続いて、Azure DevOpsのスプリント150のアップデートがリリースされました。

 スプリント150では、Azure DevOpsポータル内で課金を管理する機能などが追加されました。

Azure DevOpsポータル内での課金管理

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