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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第139回

ドコモのお手頃機「Galaxy Feel2」のカメラはハイエンド並みの性能

2019年04月13日 10時00分更新

文● 友納一樹(ゴーズ) 編集●ASCII編集部

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ミドルハイに相当するパフォーマンス

 OSはAndroid 8.1、CPUはサムスン電子製のExynos 7885。メモリーは4GB、内蔵ストレージは32GBとなっている。

 スマホのパフォーマンスを数値化して評価できる「AnTuTu Benchmark」アプリでベンチマークを計測してみると、「124624」とミドルレンジの上位にあたるスコアを記録。その後も複数回計測してみたが、12万点以上を常に維持していた。前モデルからCPUの処理速度は30%、GPUは270%も速くなったとのことで、実際使っていて動作が鈍くなることはなかった。

最高スコアは「124624」

 バッテリー容量は3000mAh、電池持ちは約140時間。前モデルから電池持ち時間は短くなったが、外出先で充電が必要になることはなく、不満なく使うことができた。

 その他、顔認証・指紋認証の両方に対応し、防水(IPX5/8)・防塵(IP6X)性能を備えている。おサイフケータイ、Felica、ワンセグにも対応する(フルセグには非対応)。

メインカメラの下に指紋センサー

「片手モード」など、便利な機能も搭載している

ユーザーの顔を認識し、スリープ状態にならず点灯し続ける

指紋センサーをなぞって、通知パネルを表示できる

【まとめ】使いこなしたくなるカメラ機能
操作も快適

 Galaxy Feel2を使ってみて感じたのは、カメラ機能の充実ぶりだ。「美肌モード」や「食事」など各モードで画質が良く、特にインカメラは、ハイエンドのスマホにも劣らない仕上がりになると感じた。ただし、「夜景」モードの性能やディスプレーの描写力はもうひとつと言ったところ。カメラ性能やエンタメを楽しむことにもっとこだわりたければ、上位モデルのスマホを選んだほうがいいだろう。

 カメラ機能と同様、処理性能の高さも感じた。やはりスマホはサクサクと動くことが何よりも大事。ウェブ検索などストレスなく使える点も魅力だ。

 コンパクトなボディーと電池持ちが売りだった前モデルから、カメラ機能や処理速度が向上し「ミドルハイ」スマホとなった「Galaxy Feel2」。スマホ初心者やライトユーザーの方は、検討してみてはいかがだろうか。

サムスン電子「Galaxy Feel2」の主なスペック
ディスプレー 5.6型有機EL(18.5:9)
画面解像度 720×1480ドット
サイズ 約70×149×8.4mm
重量 約168g
CPU Exynos 7885(オクタコア)
メモリー 4GB
ストレージ 32GB
外部ストレージ microSDXC(最大512GB)
OS Android 8.1
DSDS ×
VoLTE
無線LAN IEEE802.11ac(2.4GHz/5GHz対応)
カメラ画素数 アウト:16メガ/イン:16メガ
バッテリー容量 3000mAh
生体認証 ○(顔・指紋)
SIM nanoSIM
USB端子 USB Type-C
カラバリ Frost White、OpalBlack、Aurora Pink

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