ミドルハイに相当するパフォーマンス
OSはAndroid 8.1、CPUはサムスン電子製のExynos 7885。メモリーは4GB、内蔵ストレージは32GBとなっている。
スマホのパフォーマンスを数値化して評価できる「AnTuTu Benchmark」アプリでベンチマークを計測してみると、「124624」とミドルレンジの上位にあたるスコアを記録。その後も複数回計測してみたが、12万点以上を常に維持していた。前モデルからCPUの処理速度は30%、GPUは270%も速くなったとのことで、実際使っていて動作が鈍くなることはなかった。
バッテリー容量は3000mAh、電池持ちは約140時間。前モデルから電池持ち時間は短くなったが、外出先で充電が必要になることはなく、不満なく使うことができた。
その他、顔認証・指紋認証の両方に対応し、防水(IPX5/8)・防塵(IP6X)性能を備えている。おサイフケータイ、Felica、ワンセグにも対応する(フルセグには非対応)。
【まとめ】使いこなしたくなるカメラ機能
操作も快適
Galaxy Feel2を使ってみて感じたのは、カメラ機能の充実ぶりだ。「美肌モード」や「食事」など各モードで画質が良く、特にインカメラは、ハイエンドのスマホにも劣らない仕上がりになると感じた。ただし、「夜景」モードの性能やディスプレーの描写力はもうひとつと言ったところ。カメラ性能やエンタメを楽しむことにもっとこだわりたければ、上位モデルのスマホを選んだほうがいいだろう。
カメラ機能と同様、処理性能の高さも感じた。やはりスマホはサクサクと動くことが何よりも大事。ウェブ検索などストレスなく使える点も魅力だ。
コンパクトなボディーと電池持ちが売りだった前モデルから、カメラ機能や処理速度が向上し「ミドルハイ」スマホとなった「Galaxy Feel2」。スマホ初心者やライトユーザーの方は、検討してみてはいかがだろうか。
| サムスン電子「Galaxy Feel2」の主なスペック | |
|---|---|
| ディスプレー | 5.6型有機EL(18.5:9) |
| 画面解像度 | 720×1480ドット |
| サイズ | 約70×149×8.4mm |
| 重量 | 約168g |
| CPU | Exynos 7885(オクタコア) |
| メモリー | 4GB |
| ストレージ | 32GB |
| 外部ストレージ | microSDXC(最大512GB) |
| OS | Android 8.1 |
| DSDS | × |
| VoLTE | ○ |
| 無線LAN | IEEE802.11ac(2.4GHz/5GHz対応) |
| カメラ画素数 | アウト:16メガ/イン:16メガ |
| バッテリー容量 | 3000mAh |
| 生体認証 | ○(顔・指紋) |
| SIM | nanoSIM |
| USB端子 | USB Type-C |
| カラバリ | Frost White、OpalBlack、Aurora Pink |

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