日本企業100社の中国進出サポートが目標
Alibaba Cloud、日本企業の中国進出を支援する「China Gatewayプログラム」を開始
2019年03月20日 08時00分更新
Alibaba Cloudは2019年3月19日、2019年中に日本企業100社の中国進出サポートを目指すプログラム「China Gatewayプログラム」を発表した。中国市場へのビジネス展開を検討する日本企業に対して、パートナーと連携しながらAlibaba Cloudの日中リージョン間専用線接続サービス「ExpressConnect」、コンプライアンスコンサルティングといったクロスボーダープロダクトを提案するとともに、小売・製造業向けにオーダーメイドの業界特化クラウドソリューションを提供していくとする。

同プログラムには、パートナーとして、野村総合研究所、新日鉄軟件(上海)有限公社、伊藤忠テクノソリューションズ、TISインテックグループ、iTriggerが参画する。プログラムの施策の第1弾として、パートナー企業から、Alibaba Cloudのデータ分析サービスなどを用いた予測分析を実装した小売業界向けスマート店舗ソリューション、産業機器の異常検知を行う製造業向けソリューションを提供する。
また、中国の経済紙、市場動向、現地のコンプライアンスルールなど、中国を理解するための情報をまとめた「China Gatewayホワイトペーパー」のダウンロード提供を同日から開始した(ダウンロードサイト)。

この連載の記事
-
第7回
クラウド
中国ゲーム企業との協業を支援、アリババクラウドが国内ゲーム企業向けのサポートプログラム開始 -
第6回
クラウド
ニトリ、Alibaba Cloudの画像検索エンジンを公式アプリに導入 -
第4回
クラウド
Alibaba Cloudが東京に2つ目のアベイラビリティゾーンを開設 -
第3回
クラウド
通報の8割はAIから、オンプレ版Alibaba Cloudで稼働する大規模スマートシティシステム -
第2回
クラウド
データセンター間の量子通信、サーバー液浸冷却、AIチップ――Alibaba Cloudが自社開発技術を披露 -
第1回
クラウド
Alibaba Cloudは“中国のクラウド”ではない、日本リージョンの全貌 - この連載の一覧へ