ノートPCではメリハリの効いたディスプレーに迫力のあるスピーカー内蔵
使い方多様なデル2 in 1 15.6型ノートPC、ペン入力でメモやお絵かきも! (2/3)
2019年03月20日 07時00分更新
使い勝手のよさを考慮した設計
New Inspiron 15 5000 2-in-1のディスプレーは15.6型のグレア(光沢)パネルを採用している。映り込みはそれなりにあるが、その分メリハリのある映像を楽しめる。とくに黒の締まりがよく、暗いシーンの臨場感はかなりのもの。また、コンテンツに適した色補正を行なう「CinemaColor」にも対応しており、動画を鮮やかで深みのある色で鑑賞可能だ。ストリーミング動画で試してみたが、南国の海や花、夜景のきらめき、極彩色の動物などもリアルに再現されていた。
また、IPS方式のパネルを採用しており、視野角は水平垂直ともに170度を実現している。単に視野角が広いだけでなく、斜めから見ても色味の変化が少ないのは好印象。解像度はフルHD(1920×1080ドット)で、このクラスのノートとしては一般的だ。ディスプレーの上部には1280×720ドットの動画撮影に対応した92万画素のウェブカメラとマイクが内蔵されている。
スピーカーは本体底面左右に搭載されている。サブウーファーなどは搭載されていないが、出力は最大2.5Wとそこそこ大きく、ノートパソコン内蔵のスピーカーとしては迫力あるサウンドが楽しめる。とくに豊かな低音と澄んだ高音が印象的だ。
New Inspiron 15 5000 2-in-1のキーボードはキーピッチが横19.05mm、縦18.05mmと余裕があり、タッチタイプがしやすい。Back spaceキーやEnterキー、右Shiftキーあたりのデザインが少し独特だが、特別打ちづらいとは感じなかった。なお、電源ボタンは指紋認証センサーが内蔵されたタイプで、事前に自分の指紋を登録しておけばパスワードを入力しなくても指を乗せているだけでログインできるのが便利だ。