週替わりギークス 第118回
最近、自由な働き方=素敵ということではないと思っています。
副業で「自分らしく働こうブームはお腹いっぱい」正能茉優が働き方改革に思うこと
2019年04月02日 17時00分更新
「自分らしく働こうブーム」はお腹いっぱい
読者の皆さん、こんにちは。正能茉優です。
今月も、大学時代に立ち上げたハピキラFACTORYの社長と、ソニーでの会社員、そして慶應義塾大学大学院の特任助教の3つのお仕事をしています。年度末の確定申告などなどを終え、「去年は結構働いたな。今年はどんな感じで働こう?」と自分自身の働き方も考える、そんな今日この頃です。
さて、この連載では、働き方改革が進んでいるこの時代、会社に関係なく「個人」という単位で副業やパラレルキャリアを実現する方法や考え方について、お話しています。
今回は少し迷ったのですが、この数ヵ月書こうか迷いつつなかなか書けずにいたテーマを、正直に書いてみようと思います。
私、なんだか「自分らしく働こうブーム」にお腹いっぱいになってきました。というか、「俺、自分らしく働いてるんだぜ」という人の存在にたまに疲れてしまうことがあります(苦笑)。もしかしたら、いや、もしかしなくても、はたから見たら私自身もそんな存在なのかもしれませんが、面白い働き方をしていたって、立派でもないし、偉くもないんです。
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