キャリア販売モデルもiPhoneやGalaxyの未使用品が
比較的安く入手可
SIMフリー機のラインナップが広がる一方で、最近では3大キャリアが販売するスマートフォンも狙い目になっている。とはいっても新品ではなく、利用されることなく中古店に持ち込まれた限りなく新品に近いもので、それを保証制度が充実した中古ショップで購入する方法だ。
2018年後半から3大キャリア間の販売競争が激しくなっていることなどから、特価販売されるケースが多いiPhone XRが割安に出回っている。中古店では未使用状態で7万円台からあり、SIMロック解除されていなければ、さらに安くなっている。iPhoneはSIMロック解除さえしてしまえば同じ仕様のため、活用しやすい。
また、そのほかにも安値放出される機種も多く出回っている。Galaxy S9はau版のSCV38が割安。auネットワークのMVNOやUQ mobileのSIMならSIMロック解除なしのSCV38でも使えるため活用範囲が広い。価格は未使用品、SIMロック解除ありで5万円を少し上回る程度。スペックの充実した最新現行機種でこの価格は割安感がある。
ハイスペック機種を狙うなら、キャリア販売モデルの未使用中古を狙うのもありだろう。
AQUOS sense2はドコモ版が安く出回っている
一方で低価格機の未使用品も多く売られている。具体的にはAQUOS sense2のドコモ仕様であるSH-01Lの中古機は見かける機会が多いうえ、SIMロック解除しているものも2万円台前半から。SIMロック有りや少し使用したものなら、さらに安い。
その理由として、購入すると毎月1500円割引対象となる「docomo with」機種であること。そのため、料金割引の権利を得るために機種変更し、端末は使わずに売却している人がいると想像できる。同様の状況は他のdocomo with機種でもみられるが、SH-01Lは本体価格が3万1752円と他のdocomo with機種より安く、登場間もないということからお買い得に感じる。
SH-01Lがこんな状況では、ドコモネットワークの格安SIMを使うのにSIMフリー版のAQUOS sense2を選ぶ意味が薄らいでくる。問題があるとすれば対応周波数帯の関係でau、ソフトバンクのネットワークの格安SIMを使う場合はおすすめできない程度だ。

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