DeskMiniシリーズ詳細比較
インテル版とAMD版とで外見や中身はどこまで違う?
先に発売されていたインテルCPU用の「DeskMini 310」(以下、インテル版)と、今回発売されるAMD CPU用の「DeskMini A300」(以下、AMD版)見た目は似ているが、どこまで一緒なのか気になるところ。そこで、両方を並べて分解し、違う部分をチェックしていこう。
まずは外見から。2つを並べてみるとよくわかるが、フロント部分のデザインはもちろん、側面や天面に至るまで全く同じとなっている。外見から見分けるのは至難の業……というかまず不可能だろう。側面の吸気口から透けて見えるマザーボードで区別するしかない。
面白いことに、背面のインターフェースも共通化されている。ここまで同じにする必要はないように思えるが、このあたりもコスト削減、低価格化に一役買っているのだろう。ちなみにインテル版のディスプレー出力は2出力同時までだが、AMD版では3出力同時が可能という機能面での差がある。
また、電源となるACアダプターもどちらも同じ。19V、120Wのものが付属している。対応CPUのTDPが最大65Wまでというのも同じだ。