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屋内外の作業で使えるスマートグラスAceReal One、一般受注開始

2018年02月04日 15時30分更新

文● 松本塁

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 サン電子は2月4日、ウェアラブルEXPO限定で先行受注をしていたARスマートグラス「AceReal One」の一般受注開始を発表した。価格は59万9400円。

AceReal One

 AceReal Oneは、屋内外のフィールド作業で使用可能な両眼シースルー方式のスマートグラス。防塵・防滴規格対応でさまざまな現場コンディションで利用でき、気温40度の過酷な環境でも動作可能。視界を遮らない設計と鮮明なクリアレンズを採用している。

 スペックは、CPUにSnapdragon 820、メモリーには4GBのRAMと64GBのROMを搭載。解像度は720×900ドット、OSにはAndroid 6.0.1を採用し、そのほか地磁気・加速度・ジャイロなどの9軸センサーとGPSを装備している。

ビデオ通話

マニュアル表示

チェックリスト入力

AceReal Appsの機能

 無償で利用できるクラウド型業務支援アプリ「AceReal Apps」では、現場の作業者に遠隔で指示が可能なビデオ通話機能、作業に必要な動画やPDFなどを表示できるマニュアル表示機能、作業工程ごとに項目を表示できるチェックリスト入力機能などを用意。ソフトウェア開発キット「AceReal SDK」では、ARエンジン・音声認識エンジン・通信エンジンなどの機能が搭載されているとのこと。

 また、2018年9月から販売した「AceReal One Development Kit」のユーザーから意見や実証実験などのデータから改善を重ね、ハードウェアとソフトウェアの両方で改良されているとのこと。

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