1月25日(金)から27日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催された「ジャパンアミューズメントエキスポ2019(JAEPO2019)」では、ここ数年必ずいくつかは目にするVRタイトルの出展がいくつかあった。
そこで、JAEPO2019で見つけたVRタイトルを簡単に紹介したい。
ハードモード追加でさらに迫力アップ!
加賀アミューズメントブースには、数多くのVRタイトルを世に送り出している株式会社ハシラスの「Urban Coaster」の新作が参考出展されていた。
「Urban Coaster」は、ブランコのようなシートに座り、疾走する、爽快感あふれるジェットコースターアトラクション。「VR Centerイオンレイクタウン店」などで体験することができるが、今回出展されていたバージョンは、その発展版といえるモノ。
従来の「Urban Coaster」は、体験するにはチケットを購入。VRに慣れ親しんでいる人が少ないため、VRヘッドセットの装着、操作方法の解説を行なうスタッフが付いていた。
しかし、今回出展されていたバージョンでは、コイン投入してコンテンツを起動。操作方法は筐体に埋め込まれた小型モニターに表示。VRヘッドセットには取っ手が取り付けられており、被るのではなく顔の前に持っていくだけと、ひとりでも装着しやすい形になっている。
従来機では、ゲームの開始はスタッフが行なっていたが、本バージョンでは、ヘッドバンドを取り外してあるVIVEを顔の前に持っていき、3秒固定されたら自動的に進行。
こうした改善から、スタッフが手伝う工程を減らし、半自動的な運用を目指しているという。
また、ゲーム内容も大幅に進化。標準なモード以外に、より激しいハードモードがあり、高層ビル群をブランコ型コースターでハイスピードで疾走。高所からの落下、急な上昇、左右の揺れと目まぐるしく動き、迫力は満点。並走するバーチャルなユーザーが爆発に巻き込まれ吹き飛び、ランドマークタワーが倒壊するなど、非現実的な破天荒な展開を楽しめる。
前方からは3つの大型ファンによる風が送られ、本当に屋外を高速に走るコースター体験を行なっていると錯覚する。
まだまだ改善が行なわれ、近い将来稼働予定とのことなので、完成、VR施設への導入を待ちたい。