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新機能「aiboのおまわりさん」も追加:

ソニーaibo限定色ビーグル犬っぽい「チョコエディション」

2019年01月23日 12時30分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

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 ソニーが1月23日、ロボット犬aiboの新色「aiboチョコエディション」を発表した。ボディカラーがビーグル犬のような茶色と黒色になった。価格は従来同様19万8000円。2月1日発売。1月23日13時予約開始。

 aiboによるみまもり機能「aiboのおまわりさん」も発表した。2月中旬開始予定で利用無料。aiboが「いぬのおまわりさん」を歌いながら家の中をパトロールする。見つけてほしい人などを登録しておくと、1日1回パトロールをした後、My aiboにレポートを提出する。aiboがカメラやセンサーで自己位置や障害物を認識して部屋の地図を作成するマッピング機能をみまもりに活かした形。

aiboが「いぬのおまわりさん」を歌いながら室内をパトロールする

指定された人が室内にいたかどうかをaiboがレポートする

 月額1480円の「aiboプレミアムプラン」(2019年6月開始予定)では、おまわりさん機能がさらに豪華になる。1日にいつでも何度でもaiboにパトロールを指示できるようになり、aiboカメラが撮影した動画をストリーミング配信し、パトロールが終わったときにプッシュ通知を出せるようになるという。

 オーナーがaiboの育成体験を楽しめる「aibo育成チャレンジ」も発表した。2月中旬開始で利用無料。第1弾は「スヌートチャレンジ」。両手で輪をつくるとaiboが走ってきて輪に鼻をつっこむ「スヌート」行為をするような芸を仕込むもの。クラウドを通じてaiboのAIが成長する過程を育成体験として楽しめる。

 また、ソフトウェアAPIを2019年夏から無償で提供開始。第1弾はWeb API。プログラミング言語学習環境Scratchに対応し、aiboの動作を指定して「ティッシュをかむ」などの動作ができる開発環境も披露した。

 新aiboは発売から1年が経過した。ソニーはaiboの成長、コミュニティの充実、社会価値の創出をaibo事業方針3つの柱としている。クラウドAIを通じてaiboを成長させ、イベントなどでaiboオーナー同士をつなげてコミュニティをつくり、入院中の子供と家族に与える癒し効果を質的・量的に検証するなど医療機関との連携を通じた社会貢献をはかっているという。



書いた人──盛田 諒(Ryo Morita)

1983年生まれ、家事が趣味。赤ちゃんの父をやっています。育児コラム「男子育休に入る」連載。Facebookでおたより募集中

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※お詫びと訂正:初出時、Scratch開発環境が提供されると読める内容になっていましたが、正しくは会場内でのデモンストレーションでした。お詫びして訂正します(1月28日)

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