ウイコウ・ジャパンは、SIMフリースマホ新製品「Tommy3 Plus」を1月末(予定)に発売する。価格は税抜1万4800円。価格からわかるようにエントリークラスの端末だが、3キャリアのVoLTE+DSDV対応で、さらにDSDVと同時にmicroSDが増設できるトリプルスロット仕様が長所と言える。
1万円台半ばのエントリースマホなのに
DSDV対応&トリプルスロット仕様
仏・マルセイユに本拠を置き、西欧圏で強く、特にフランスではシェア2位というWiko(トップはサムスンで、Wiko、アップル、ファーウェイと続く)。日本国内では2017年2月に「Tommy」、同11月に「View」を発表したものの、2018年は新機種のリリースは無し(2月に“gooのスマホ”ブランドで「g08」が登場している)。国内第3弾とは言え、あらためての国内市場への取り組みという印象がある。
エントリークラスだけにスペックは決して高くないが(MediaTek製クアッドコアCPU、2GBメモリー、16GBストレージなど)、縦長18:9の5.45型液晶(720×1440ドット)を搭載し、横幅は約71.3mmとポケットに入りやすいサイズに収まっているほか、前述のようにネットワーク面はなかなか強力で、この価格帯ではほかにないDSDV対応。VoLTEも3キャリアで利用できる(auとソフトバンクはキャリアのIoTをクリア)。なお、指紋センサーは搭載されていないが、顔認証でのロック解除は可能。
シンプルながらもポップでアカ抜けた印象のデザインも本機の特長で、取り外し可能な背面カバーで変わるカラバリは、ミラー/ブラック/ブリーン/チェリー・レッドの4色が用意されている。また、製品には保護フィルムとシリコン製カバーが標準で付属。Amazon.co.jpで展開されているダイレクトショップでは先着100名にフリップカバーがプレゼントされる。
通話主体のサブ端末などであれば、なかなか魅力的な本機。ミドルクラスやハイエンド機の日本市場への投入も計画しているとのことなので、パフォーマンスを求めるユーザーであれば、そちらを期待して待ちたいところだ。
Wiko「Tommy3 Plus」の主なスペック | |
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ディスプレー | 5.45型液晶(18:9) |
画面解像度 | 720×1440ドット |
サイズ | 約71.3×147.6×8.6mm |
重量 | 約150g |
CPU | MediaTek MT6738WW 1.5GHz(クアッドコア) |
メモリー | 2GB |
ストレージ | 16GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大128GB) |
OS | Android 8.1 |
対応バンド | LTE:1/3/5/7/8/18/19/20/26/28/38/41 W-CDMA:1/2/5/6/8 4バンドGSM |
DSDS | ○(DSDV) |
VoLTE | ○(ドコモ、au、SB) |
無線LAN | IEEE802.11n(2.4GHz対応) |
カメラ画素数 | アウト:13メガ/イン:5メガ |
バッテリー容量 | 2900mAh |
生体認証 | ○(顔) |
SIM | microSIM×2 |
USB端子 | microUSB |
カラバリ | ミラー、ブラック、ブリーン、チェリー・レッド |
メーカーからの連絡により、発売日の表記が変わっております。(1/18 14:00)