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さとうなおきの「週刊アジュール」 第75回

Azure VMにSQL Server向けリソースプロバイダー、従量課金構成などが可能に

AKS監視機能「Azure Monitor for containers」がGA

2018年12月27日 13時30分更新

文● 佐藤直生 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

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Azure Database Migration Service:MongoDBからAzure Cosmos DBへのオフライン移行

 Azure Database Migration Serviceは、データベースのAzureへの移行を支援するサービスです。

 Azure Database Migration Serviceで、MongoDBからAzure Cosmos DBへのオフライン移行のサポートが、プレビューになりました。

Azure Database Migration Serviceを使った、MongoDBからAzure Cosmos DBへのオフライン移行

Azure SQL Data Warehouse:クエリストア

 Azure SQL Data Warehouseは、SQL Serverベースのデータウェアハウス(DWH)サービスです。

 Azure SQL Data Warehouseで、クエリのパフォーマンスチューニングに役立つクエリストアのサポートが、プレビューになりました。

Azure Data Factory:Azure Functionsアクティビティ

 Azure Data Factoryは、データ統合サービスです。

 Azure Functionsは、サーバーレスアーキテクチャのFaaS(関数サービス)です。

 Azure Data Factoryパイプラインにおけるアクティビティとして、Azure Functionsを呼び出すことがサポートされました。

Azure Data FactoryパイプラインのAzure Functionsアクティビティ

Azure Cognitive Services:ニューラルTTS

 Azure Cognitive Servicesは、画像認識、音声認識、自然言語処理といった、AIを活用したAPIサービスです。

 Azure Cognitive Servicesの1サービスである「Speech Services」は、speech-to-text、text-to-speech、音声翻訳などを提供するサービスです。

 Speech Servicesでは、9月のIgnite 2018カンファレンスで、ディープニューラルネットワークを活用したニューラルTTS(text-to-speech)のプレビューが始まっていました

 今回、このプレビューで、音声品質の強化、実行時パフォーマンスの向上、サービス提供リージョンの拡張が行われました。

Azure Search:Cognitive SearchスキルのAzure Cognitive Servicesサブスクリプションとの関連付け

 Azure Searchは、フルテキスト検索サービスです。

 5月のBuild 2018カンファレンスで、Azure Searchの「Cognitive Search」機能のパブリックプレビューが始まっていました。Cognitive Searchは、Azure Cognitive Servicesを活用して、Azure Searchでのインデックス作成時にテキスト抽出、自然言語処理、画像処理などの機能を追加します。

 これまでは、無料でスキルの実行が可能でした。

 12月21日から、Azure Cognitive ServicesサブスクリプションとCognitive Searchのスキルを、関連付けることができるようになりました。スキル実行の料金は、Azure Cognitive Servicesサブスクリプションの一部として請求されます。

Cognitive SearchスキルのAzure Cognitive Servicesサブスクリプションとの関連付け

 それでは、また来週。

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