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ゲームパフォーマンスが15%向上、VR用ワイヤレス伝送ソフトも

AMD、Radeon用の新ドライバーなど「AMD Radeon Software Adrenalin 2019 Edition」公開

2018年12月14日 16時40分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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 AMDは12月13日(米国時間)、AMD Radeon GPU向けソフトウェア・スイートの次世代版「AMD Radeon Software Adrenalin 2019 Edition」を発表、提供を開始した。

ゲームタイトルで15%のパフォーマンス向上

 ドライバーを最適化することで人気ゲームタイトルで昨年比平均15%のパフォーマンス向上を達成したという。補助ツールも強化されており「Radeon Game Advisor」や「Radeon Settings Advisor」ではゲームやパソコンのパフォーマンス、ディスプレー解像度などの環境に合わせて最適な設定をガイドするなど、快適なセッティングを行なえるようになっている。ゲームの推奨環境を満たしているか判断してCPUとGPUのアップグレードを提案する「Upgrade Advisor」機能も追加された。

ゲームセッティングはウィザード形式で解像度や滑らかさをチューニング可能 

 「AMD Radeon ReLive」では、PCからVR・モバイル機器へのストリーミングを行なうアプリ。専用のVRストア・アプリケーションと組み合わせることでPCゲームやビデオを家庭のWi-Fiネットワーク経由でスタンドアロン型VRヘッドセットやスマホ、タブレットにストリーミングを行なう。また、ゲームのインスタント・リプレイや画面キャプチャ、共有といった機能も用意。

スマホやVR機器への表示のほか、リプレイ機能や画面キャプチャなどもサポート

 省電力機能も追加され、「AMD Radeon WattMan Technology」ではGPUとメモリーの自動オーバー・クロッキング/自動アンダー・ボルティングを簡単に設定でき、省電力ツール「AMD Radeon Chill」と併せて利用することでゲームタイトルによっては最大20%の省電力で動作するという。また、ディスプレーとリンクして滑らかで応答性の高い映像を表現する「AMD Radeon FreeSync」も新たに「AMD Radeon FreeSync 2」となり、HDRなどが強化されている。

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