品質も性能もワンランク上となるハイエンドプレミアムPCに新モデル!
第9世代となるCore i9-9900Kを搭載した「Premium-Line Z390FD」
2018年11月28日 19時00分更新
BTOパソコンに限った話ではないが、同じ性能・スペックであれば、安ければ安いほどうれしいものだ。しかしいくらコストパフォーマンスが高くても、安物パーツの寄せ集めで作ったようなBTOパソコンだと、購入直後はともかく時間が経つにつれて次第に不満が出てきてしまう。
例えばケース。重量がないため振動しやすく、しかもそれがペラペラな側面パネルに伝わり、ビビリ音が鳴り響く……といったことがよくある不満だ。また、精度の悪い安物ケースでは歪みやネジ穴のズレなどがあり、ベイにドライブが入らない、パーツを固定したくてもネジが入らない、側面パネルを外したらはまらなくなった、といったトラブルも考えられる。
これ以外にも、廉価な低速メモリーが使われていたり、シーケンシャル性能だけが高いSSDが採用されていたりと、スペックだけではわからない部分で激安パーツが使われていることも多い。こうしたパーツは時間が経つにつれ不具合が出やすいので、最初こそ快適なものの、1年後には反応が鈍くなったり、謎のエラーが起こる可能性がある。煙を吹いて壊れるといった派手な壊れ方ではなく、ちょっとした不具合が少しずつ増えていくというものなだけに、ストレスは溜まる一方だ。
安さだけを追い求めた結果がこれでは、決して満足できる買い物をしたとはいえない。それなりのスペックを求めれば20万円以上となるPCだからこそ、安物買いのなんとやらだけは避けたいところだ。それだけに、多少高くなってもしっかりした品質のパーツを使い、安心して使えるBTOパソコンが欲しいと考えるのは自然な流れだろう。
探してみるとわかるのだが、実はこういった品質にこだわったBTOパソコンを作っているメーカーはあまり見かけない。サイコムはそういった数少ないメーカーのひとつで、BTOのパーツリストには必ずメーカー名と製品名が出ているし、場合によってはメーカーが選べるように、同スペックのパーツが多数並んでいるのも珍しくない。
そのサイコムの中でも、とくに品質にこだわって作られているのが「プレミアムライン」シリーズだ。
「プレミアムライン」ってナニ? 普通のBTOパソコンとドコが違うの?
プレミアムラインのPCは全て、人気のPCパーツメーカー「Fractal Design」とのコラボモデル。とくにシンプルながらもデザイン性に優れ、さらに静音性も高いケースは人気が高く、自作PC用パーツでも定番なっているほどだ。
このFractal Designのケースを使い、信頼性の高いパーツと組み合わせて丁寧に組み立て、長期間安心して使えるようにしたのが「プレミアムライン」。単純に贅沢なパーツ構成だというだけでなく、さらに3つの大きな特徴がある。
ひとつは保証期間が長いこと。一般的なPCでは1年保証となっているが、プレミアムラインに限っては標準で2年保証、さらに有償で3年まで延長できる。確かなパーツ選びと組み立ての丁寧さがあるからこそ、長期保証ができるわけだ。
2つめは、無償オーバーホール。送料負担が必要なうえ1回だけという制限はあるものの、ケース内のホコリなどを取り除く内部クリーニング、CPUグリス塗り直し、BIOSなどの更新などを無償で行なってくれる。自作PCに精通した人であれば自力でできる内容だが、そこまでできる人はそうそういない。むしろ下手に手を出して、逆に動作が不安定になるといったオチすら見えてくる。それだけに、明確な故障や不具合がなくてもメンテナンスしてもらえるというのは、非常に心強いところだ。
最後はアップグレードサービスが受けられること。これはパーツの増設・換装といったアップグレードの相談に乗ってくれるサービスだ。もちろん換装するパーツは別途購入する必要はあるものの、CPUやグラボ、電源、ストレージなど、PC内のパーツであればどれでもアップグレードできるというのがうれしい。その際、古いパーツは下取りしてくれるので、差額だけでアップグレードできるのがお得。もちろんパーツも取り付けてくれるので、換装後に動作しないといったトラブルとも無縁だ。
単純に保証期間が長いだけでなく、長く使うためのオーバーホールやメンテナンス、そしてアップグレードまでセットになっているのがプレミアムラインの魅力。1台のPCを長く使いたいという人にピッタリな製品といえる。