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選ぶならメッシュ対応、トライバンド対応が正解

高速なWi-Fiが家の隅々まで!無線LAN「Deco M9 Plus」がオススメ

2018年11月30日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●三宅

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「Deco M9 Plus」だからできる高速で多機能なメッシュWi-Fi環境

 広範囲をカバーできる便利なメッシュWi-Fiに対応したルーターは数多くあるが、速度や機能にこだわるなら「Deco M9 Plus」がオススメだ。

 最大の特徴は、867Mbpsの5GHz×2と400Mbpsの2.4GHzの合計3つのWi-Fiバンドを駆使し、高速なバックホールと機器接続を両立できることにある。バックホールとはWi-Fiルーター間の中継用無線接続のこと。一般的なメッシュWi-Fi対応ルーターでは、スマホやPCなど接続するバンドとバックホールのバンドを共用しているため、接続する機器が増えるほどバックホールが圧迫され、ボトルネックとなってしまいがちだ。

 その点「Deco M9 Plus」ならバンドの1つをバックホールとして確保。多くの機器を接続してもボトルネックとならず、速度が落ちることなく利用できるわけだ。また、通信量が増加した場合は残りのバンドを切り替え、バックホールに回すことも可能。例えば5GHzのバンドに2.4GHzのバンドを追加で使えば、867Mbps+400Mbpsの合計1267Mbpsという速度が利用できるようになる。なお、追加のバンドはバックホール専用ではなく他の機器と共用可能なので、バックホールに利用されたからといって機器側の速度が落ちることはない。効率よくWi-Fiを使える柔軟性が、「Deco M9 Plus」の魅力といえるだろう。

↑3つのバンドをうまく組み合わせ、多くの機器としっかりとしたWi-Fi接続を維持しつつ、バックホールまで高速化できるのが強み。もちろん自動で柔軟に対応してくれる。

 Wi-Fiルーターを追加することでカバー範囲を拡張できるのがメッシュWi-Fiのメリットだが、「Deco M9 Plus」なら最大10台まで接続可能。家の中はもちろん、うまく設置すれば敷地内の別の建物や駐車場までカバーできるようになる。また、最大接続可能台数が100台以上と非常に多いだけに、スマホやPC以外にゲーム機、IoT機器などを多数接続したい場合でも安心できる。

 また、「Deco M9 Plus」は2つのギガビットLANを備えているため、有線LANのWi-Fiコンバーターとしても利用できる。有線LANしかない家電をここへ接続すれば簡単にWi-Fi接続できるようになるし、NASのように高速性が重視される機器をつなぐのにも重宝する。基本的にはWi-Fiルーターだが、有線LANも活用することで柔軟なネットワーク接続が実現できるわけだ。

↑ギガビット対応の有線LANを2つ装備。ルーターとして使う場合は片方をWANに接続、もう片方をLANとして利用できる。2台目以降のDeco M9 Plusでは、有線LANのWi-Fiコンバーターとして機能する。

 機能面でうれしいのが、スマートホームハブとしても使えること。TP-Linkの「スマートプラグ」(HS105)や「スマートランプ」(KL130、KL110)はもちろん、フィリップスのHueといった他社製品にまで対応しているのがうれしい。単純にスマホからスイッチのオンオフができるだけでなく、複数の機器をまとめて操作するショートカット、条件によって自動的に操作するオートメーションといった機能まで搭載しているのが便利だ。

 このオートメーション機能を上手く使えば、外出時にライトをオフにすることや、帰宅時に自動でライトを点けるといったことが可能になる。単純にスイッチの操作が行なえるだけでは最初こそ楽しくても、スグに使わなくなってしまう。さらにもう一歩進んだショートカットやオートメーション機能があるからこそ、便利に使えるようになるといえるだろう。

←オートメーション機能を使えば、Wi-Fiにスマホが接続されたら家にあるライトをオンにする、といった操作を自動化可能。組み合わせ次第で、どんどん便利な使い方ができる。

↑高速で機能も豊富なDeco M9 Plusだが、サイズは片手に乗るくらいコンパクト。背が低いので、置き場所に困ることもない。

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