では実ゲームベースのベンチマークを試していこう。まずはeスポーツ系タイトルの代表として「Rainbow Six Siege」を試す。画質は“最高”とし、ゲーム内ベンチマーク機能を使用する。シーン別にフレームレートが計測されるが、ベンチマーク全体の最小/平均/最大フレームレートを比較する。
1ページめに掲げたAMD資料によれば、RX 590はこのゲームをフルHDで120fps以上出すことを目標にしており、今回の検証でも見事それを達成できている。RX 580ユーザーが乗り換えるほどパフォーマンスは伸びていないが、RX 470より前、あるいはGTX 970より旧世代GPUから乗り換えるには丁度いい感じのGPUといえるだろう。
元々Rainbow Six Siegeは描画軽めのゲームなのでWQHDでも十分快適に動くが、4Kは論外。この辺はミドルクラスGPUであることを考えればむしろ当然といえる。