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iPhone XS&iPhone XR、ASCII徹底大特集! 第30回

「iPhone XS Max」映像視聴に重宝すること間違いなし

2018年09月13日 19時20分更新

文● 石川 温 編集●飯島恵里子/ASCII

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iPhone XR

決して「廉価」ではない「iPhone XR」

 本体カラーがイエロー、ホワイト、コーラル、ブラック、ブルー、プロダクトレッドという全6色。

 有機ELディスプレイではない、6.1インチの液晶を使ったモデル。解像度は1792×828ピクセルで326ppi。本体サイズは高さ150.9mm×幅75.7mm×厚さ8.3mm、重さは194g。

iPhone XR

iPhone XR コーラル

 世間では「廉価版」という声もあるが、10万円を切る程度の価格であり、決して「廉価」ではない。ただ、上位モデルとは異なり、液晶を採用し、解像度もiPhone XSに比べると低い。3D Touchには非対応で、背面カメラは1つなど、スペック的に全体的にコストを削っている感じ。

iPhone XR ブラック

iPhone XR ホワイト

 ただし、実際に触ってみると、高級感があり、色の艶もそれなりにあり、「この色のiPhoneが欲しい」と指名買いで売れていきそうなポテンシャルを持っている。iPhone XSと比べると、解像度の低さが気になるが、あくまで「スペックを比べると」の話であり、実際にiPhone XRを見ると、充分に満足できる解像度となっている。3D Touch非対応も、あまり不自由には感じないだろう。

iPhone XR イエロー

iPhone XR ブルー

iPhone XR プロダクトレッド

 ひとつだけ、ちょっと気になったのが本体の厚みだ。

 iPhone XSは有機ELで自発光ため、薄く作る事が可能だ。そのため、iPhone XSの厚さは7.7mmだ。iPhone XRは液晶のため、光るためにはライトが必要であり、そのため、厚みは8.3mmとなっている。0.6mmの差ではあるが、意外と気になってしまった。

 ただ、これも「iPhone XSと比較して」の話であるため、iPhone XSを見ないで、iPhone XRを購入すれば何ら問題ないだろう。


筆者紹介――石川 温(いしかわ つつむ)

 スマホ/ケータイジャーナリスト。「日経TRENDY」の編集記者を経て、2003年にジャーナリストとして独立。ケータイ業界の動向を報じる記事を雑誌、ウェブなどに発表。『仕事の能率を上げる最強最速のスマホ&パソコン活用術』(朝日新聞)など、著書多数。


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