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NASA、初の民間宇宙船に搭乗する飛行士9人を選出

2018年08月07日 10時57分更新

文● Erin Winick

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米国航空宇宙局(NASA)が 「9人の宇宙飛行士」を選んだ。9人は、民間企業が製造したロケットで初めて宇宙に向かう。

米国による有人宇宙飛行は、2011年7月のスペースシャトル「アトランティス(Atlantis)」が最後だ。それ以降、国際宇宙ステーションに行くために各国はロシアの宇宙船を利用している。

8月3日、NASAはボーイングとスペースX(SpaceX)の最初の有人飛行船に搭乗する宇宙飛行士9人を発表した。試験飛行が計画通りに進んだ場合、2019年4月に予定されるスペースXの「ドラゴン(Dragon)」の初の有人試験飛行には、ボブ・ベンケンとダグ・ハーリーが搭乗する。2019年半ばに予定されるボーイングの「スターライナー(Starliner)」の初の有人試験飛行にはエリック・ボー、ニコール・オーナプー・マン、 クリス・ファーガソンが搭乗する予定だ。

ボーイングとスペースXによる民間宇宙船の打ち上げは、2011年のスペースシャトル退役以降、もっとも期待されるものになるだろう。成功すれば、民間宇宙産業をより強固な存在に変えることになるはずだ。

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