オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第139回

『2001年宇宙の旅』のHAL9000レプリカがクラウドファンディングに！　ポチッと出資してみました

ハイエンドモデルはAlexa内蔵

　当然ですがワーナーから正式ライセンスを受けた正規品で、エントリーモデルの「HAL9000 BLUETOOTH SPEAKER EDITION」とハイエンドモデルの「HAL9000 WITH COMMAND CONSOLE Limited Edition」の2種類があります。

カメラとスピーカーの部分をBluetoothスピーカーにしたエントリーモデル

　エントリーモデルはHAL9000のカメラとスピーカー部分のレプリカで、Bluetooth 4.0対応のスピーカーが内蔵されています。ボディーはアルミ製。カメラレンズはダミーですが、劇中同様「全部見てますよ」的に不気味に赤く光ります。壁に取り付けることもできるし、専用スタンドで机の上に置くことも可能です。

　AIアシスタント機能はありませんが、Bluetooth経由でスマホに接続し、Amazone Alexa、Google アシスタント、Siri、Microsoft Cortanaなどと連携が可能となっています。

ハイエンドモデルはモニターとスイッチが付いたコマンドコンソールとのセット

　ハイエンドモデルは、エントリーモデルにコマンドコンソールと呼ばれるモジュールが追加されたもの。コマンドコンソールには10.1インチのディスプレーやスイッチが付いていて、音声やスイッチに反応して映像や音が変化します。紹介の動画を見ると、映像には劇中のワンシーンっぽいシークエンスもあるみたいで、これだけでも何時間でも見ていられそうですが、Alexaがプリインストール済みでスマートスピーカーとしても動作するという俺得アイテムです。

　撮影時の設計図を元に作られるそうなので、見た目はまさに映画のHAL9000そのもの。壁に貼り付ければ自室がディスカバリー号に変身です。

サイズは1/1。ハイエンドモデルは、コンソールにエントリーモデルがはめ込まれています

両モデルのスペック比較。ハイエンドモデルはエントリーモデルの機能拡張版という位置付けです

　ハイエンドモデルは見た目も機能もエントリーモデル＋コマンドコンソール。カメラ部分はエントリーモデルそのもので、取り外すことも可能です。

見ちゃうと欲しくなる紹介動画

あっという間にファンディング成立

　気になるお値段ですが、エントリーモデルは販売価格599ドル（約6万7000円）のところ早期割引のEarly Birdが30％オフで419ドル（約4万7000円）。2019年1月発送予定で、原稿執筆時（2018年8月3日）には限定50個中27個が販売済みです。早期割引終了後は16％オフの499ドル（約5万6000円）になり、こちらは500個用意されています。

　ハイエンドモデルは販売価格1199ドル（約13万4000円）が早期割引で25％オフの889ドル（約10万円）。発送は2019年3月の予定で125個中62個が販売済みです。通常のファンディングは16％オフの999ドル（約11万2000円）で、こちらも限定500個。

　一般販売が始まればエントリーモデルは販売数に制限はありませんが、ハイエンドモデルは全部で2001個のみとなっています。

　割引があるとはいえそこそこお高いですが、やっぱり熱心なファンは多いらしく、7月31日に目標額8万ドルでスタートし、なんとわずか30分で目標を達成したとのことです。8万ドルといえば約893万円。30分で893万円です。すごいですよね。しかも4時間ほどで200％になり、現在では449％に達しています。

　そしてワタシもその449％の一員。ええ、ポチりました。

ポチッと

　もちろん選んだのはハイエンドモデル。どうせ買うなら全部入りです。発売のニュースを見てファンディング画面を見た時はハイエンドモデルが50個が売れている状態でしたが、すぐに51個になったのを見てこれはもしかして売り切れちゃうのかもと思ったら、もう我慢できませんでした。で、ポチりと。

　ファンディングなので仕様は変わるかもしれず、進捗状況などはマスターレプリカグループのサイトで随時報告があるようです。実際どうなるのかはわかりませんが、まぁ楽しみに待とうと思います。

　ちなみに、原稿を書き始めた時の販売済み数は56個だったので最初はそう書いていたんですが、書いている途中でチェックしたら62個になっていました。しかもたった今リロードしたらさらに増えて64個に。さっきは449％と書きましたが、もう452％になっています。締め切りまで1ヵ月ありますが、この調子だと本当に売り切れちゃうかもしれませんね。